NISMO、R35GT-Rレース専用モデルを3360万円で発売
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(以下NISMO)は「NISSAN GT-R(R35)」をベースにFIA GT3規則に準拠したレース専用モデルを発売すると発表した。
NISMOは本プロジェクトのパートナーのJRモータースポーツ(JRM)と共に2011年より本車両の開発実験を重ね、世界中に設けられるGT3クラスのカスタマーの期待にこたえるため、性能、耐久性および操安性の確保を重視して開発された。
エンジンは「NISSAN GT-R(R35)」のVR38DETTを搭載。6速シーケンシャルミッション、セミオートマチックパドルシフト、ステアリングアジャスト機能を標準採用している。なお、駆動方式はFIA規則により後輪駆動としている。
本車両は2012年1月12~15日に英国で開催されるオートスポーツショーにおいて2011年FIA GT1世界選手権でチャンピオンを獲得したFIA GT1仕様のNISSAN GT-Rと共にJRMより出展される。
また、2012年1月12~14日に開催されるドバイ24時間レースに欧州日産がJRMと共に参戦する。
本車両の販売とカスタマーサポートは、日本/アジア/北米/南米/オセアニア地域はニスモが、ロシアを含む欧州/中東地域はJRMが行う。
「NISSAN GT-R NISMO GT3」主要諸元表
全長:4,780mm
全幅:1,998mm
重量:1,300kg
エンジン型式:VR38DETT
総排気量:3,799cc
最高出力:390kw以上/6,400rpm (530ps以上/6,400rpm)
最大トルク: 612N・m以上/5,200rpm (62.5kgf・m以上/5,200rpm)
ホイール(前後):13.0J X 18
車両本体価格
日本/アジア/北米/南米/オセアニア地域) 32,000,000円(税込:33,600,000円)
ロシアを含む欧州/中東地域) 298,000ユーロ
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