ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2スパイダー販売開始

4モデル目のガヤルド・スパイダーが登場

ランボルギーニ・ジャパンは、ベイビー・ランボこと“ガヤルド”のLP550-2にオープンモデルのスパイダーを追加し、 本日販売を開始した。日本国内のデリバリー開始時期は2012 年春頃を予定しているとのことで、車両本体価格は￥24,435,600 円（消費税込み）と報じた。

新登場した「ガヤルドLP550-2スパイダー」は、オープンのスパイダー・ボディに後輪駆動（FR）を組み合わせたモデル。このガヤルドLP550-2スパイダーの特徴は、ミッドエンジンをリヤアクスルの前に縦置きしていること。搭載されるエンジンは5.2リッターのV10（550ps／540Nm）、トランスミッションは6速eギア・トランスミ ッションを搭載し、0～100km/h加速はわずか4.2 秒、最高速度は319km/hにも達する。

そしてシャシー、ドライブシステムにも、既存のシステムに大きく手を入れて新たな特性を生み出しているのも特徴。ダンパーのセッティングなど、車両の動的な側面は全面的に見直されており、また、パワーフローの変化に対応して、エアロダイナミクス面も調整されているとのこと。

さらにESPスタビリティ・コントロール・システムも後輪駆動に合わせて微調整が行われており、「スタンダードモード」は安定性を重視し、「CORSAモード」はより大きなドリフトを許容し、LP550-2の動力性能を楽しめる設定となっている。コーナリングなどでロールが少ないことによる高い快適性や、高速における優れた直進安定性などは、ガヤルドのシャシーからすべて踏襲されている。

これでガヤルドのスパイダーモデルは「ガヤルドLP560-4スパイダー」、「ガヤルドLP570-4スパイダー・ペルフォルマンテ」、「ガヤルドLP570-4スーパートロフェオ・ストラダーレ」を含め、4モデルがラインナップされたことになる。