トヨタ、新型軽商用車「ピクシスバン」「ピクシストラック」発売
トヨタは、新型軽商用車「ピクシスバン(PIXIS VAN)」「ピクシストラック(PIXIS TRUCK)」を、全国のトヨタカローラ店、ネッツ店および、軽自動車市場比率の高い地域で取扱希望のあった一部のトヨタ店、トヨペット店を含む販売店211社を通じ、12月1日より発売したと発表した。
「ピクシスバン」「ピクシストラック」は、コンパクトなボディサイズのバンおよびトラックとして、十分な積載能力と取り回しの良さ、そして優れた環境性能も兼ね備えたトヨタ初の軽商用モデル。
具体的には、スクエアなボディ形状とすることで、高い積載能力と優れた作業性を実現。最小回転半径4.2m(トラックは3.7m)の取り回しの良さに加え、キャビンへの乗降のしやすさを確保するなど、商用車として高い実用性を確保しつつ、乗る人の使い勝手にも十分配慮している。
また、実用性と経済性に優れた660ccガソリンエンジンを搭載し、「平成19年基準排出ガス規制」に適合することで環境にも配慮している。
なお、「ピクシスバン」「ピクシストラック」は2010年9月トヨタ自動車(株)とダイハツ工業(株)との間で合意した軽自動車OEM供給の第ニ弾となる。
「ピクシスバン」「ピクシストラック」の主な特長
1.使い勝手の良いキャビンと十分な積載能力をもつ荷室/荷台
・毎日の仕事で使うことを考え、メーターや操作スイッチ類の配置をシンプルで扱いやすいように運転席まわりに集中させ、高い操作性を確保。インパネシフトの採用(バン)やシートの下にタイヤハウスを配置する(トラック)など、すっきりとした足元空間を確保し、快適な室内空間も追求
・大型のグローブボックスやアンダートレイ(バン)、インパネセンターポケット(トラック)など、働く人の声を活かし、実際の使用シーンを考慮した使い勝手の良い豊富な収納スペースを設定
2.実用性と経済性を追求し、環境にも配慮したガソリンエンジン
・DVVTを採用した660cc KFエンジンと660cc KFインタークーラーターボ付エンジンの2種類を設定。3速または4速の2種類のオートマチックトランスミッション(AT)や5速マニュアルトランスミッション(MT)との組み合わせによって、街中での機敏な走りや伸びやかな高速走行を実現
・KFエンジン搭載により、バン(「クルーズターボ」を除く)の2WD・MT車は10・15モード走行燃費17.0km/L*6 (CO2排出量:137g/km*7)、トラックの2WD・MT車では10・15モード走行燃費17.8km/L*6 (CO2排出量:130g/km*7)と、クラス*3トップレベルの燃費性能を達成
・全車「平成19年基準排出ガス規制」に適合し、KFエンジン搭載のバン(「クルーズターボ」2WD・AT車/4WD車を除く)は、2WD・AT車が「平成22年度燃費基準*8+10%」、2WD・MT車および4WD車で「平成22年度燃費基準*8+5%」を、トラックでは、2WD・AT車が「平成22年度燃費基準*8+10%」、2WD・MT車および4WD・AT車では「平成22年度燃費基準*8+5%」を達成
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