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自動車ニュース 2011/11/1 16:50

トヨタ、「介護・医療支援向けパートナーロボット」を開発

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4種類のロボットを新たに開発、2013年以降の実用化を目指す

(左)藤田保健衛生大学教授 才藤栄一氏/(右)トヨタ自動車 常務役員 井上洋一氏

トヨタは、「介護・医療支援向け」の新たなロボットを開発したと発表した。

トヨタは2007年に「パートナーロボット」開発ビジョンを発表、新しいライフスタイルの提案として「パートナーロボット」の開発を進めている。

トヨタでは、介護・医療の現場においてロボットへのニーズが高いという現状を踏まえ、トヨタ記念病院など医療や介護の専門機関と連携して、重点的に取り組んできた。

いずれのロボットも、トヨタがこれまでの技術開発の中で培ってきた高速・高精度なモーター制御技術、2足歩行ロボット開発で進めてきた安定性の高い歩行制御技術やセンサー技術(使用する人の姿勢や摑んだり挟んだりする力を感知)など、先進的な要素技術を取り入れている。

今回は、4種類のロボットを公表した。

(1)自立歩行アシスト

自立歩行アシスト自立歩行アシスト

下肢麻痺などで、歩行が不自由な方の自立歩行支援を目的に開発されたロボット。麻痺した脚に装着することにより、自然な膝曲げ歩行をアシストする。

脚を前方に振り出す遊脚時は、大腿部姿勢制御センサーと足裏荷重センサーで歩行意図を推定することにより、膝の振り出しをアシストしてくれる。

大きさ/幅:280mm、奥行き:290mm、高さ:620~770mm

重量/脚部:3.5kg

(2)歩行練習アシスト

歩行練習アシスト

歩行が不自由な方の、歩行練習初期段階からの自然な歩行の習得を支援するロボット。上記の「自立歩行アシスト」技術を応用した歩行練習用の装置として開発されている。

回復に合わせて体重のサポート力を変更、さらに、関節の角度などの歩行データをモニタリングすることで、練習しながら成果が見える機能がある。

大きさ/幅:280mm、奥行き:290mm、高さ:620~770mm

重量/脚部:4.0kg

(3)バランス練習アシスト

バランス練習アシストバランス練習アシスト

バランス確保が不自由な方の、バランス機能練習の支援ロボット。立ち乗り型の二輪倒立ロボットを応用している。

3つのゲーム(テニス、サッカー、バスケットボール)と連動、 ロボットに乗って前後・左右の体重移動によりゲームの中の人(練習者の動作と連動)を動かすことによりバランス機能を練習。 飽きずに楽しく練習することを可能としている。

大きさ/幅:480mm、長さ:700mm、高さ:1,100mm

重量/21.3kg

(4)移乗ケアアシスト

移乗ケアアシスト移乗ケアアシスト

大きな力を必要とし体力的負担の大きい、移乗のための介護の負担軽減ロボット。体重保持用のアームとアシスト台車を組み合わせて、ベッドからトイレまでの移乗介護をスルーでサポートする。

アームのホールド部は体型にフィットしやすい形状とし、きめ細かい制御を可能にする小型制御機能を組み合わせることで、人が抱えるようなソフトな持ち上げ作動を実現している。

大きさ/幅:700mm、長さ:995mm、高さ:900mm

重量/140kg

これらの「介護・医療支援向けパートナーロボット」の開発は、藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と共同で進めており、専門医療機関でのニーズをパートナーロボットの設計にフィードバック。

トヨタでは、今後も幅広い介護・医療機関の協力のもと、実証実験などを通じて、現場の意見、アドバイスをいただきながら、2013年以降の実用化を目指していくという。

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