日産、新世代エクストロニックCVTと新開発ハイブリッドシステムを公開

日産は、同社のエンジン搭載車の燃費を向上させる環境への取り組みとして、2.0~3.5リッター車用の新世代エクストロニックCVTと、新開発ハイブリッドシステム(FF車用)を公開した。

新世代エクストロニックCVTが搭載された日産 アルティマ新世代エクストロニックCVTが搭載された日産 アルティマ日産 新世代エクストロニックCVT(2.0~3.5リッター車用)

1. 新世代エクストロニックCVT(2.0~3.5リッター車用)

新型のエクストロニックCVTは、2.0リッター車以上のCVTとして世界トップレベルの変速比幅7.0を実現し、フリクションを約40%低減することにより、同等クラスの現行CVTと比較して約10%、燃費を向上。

意のままの走りを実現するアダプティブシフトコントロールとの相乗効果により、力強くレスポンスのよい加速を実現している。

さらに、高速走行時のエンジン回転数を低く抑え、静粛性も向上させている。日産では、この2.0~3.5リッター車用の新世代エクストロニックCVTを2012年から北米で発売する車種を皮切りに、グローバルに投入する予定という。

日産 新開発ハイブリッドシステム(FF車用)

2. 新開発ハイブリッドシステム(FF車用)

新開発のFF車用ハイブリッドシステムは、FR車用ハイブリッドシステムと同様の1モーター2クラッチ方式を採用。

このシステムでは、1モーター2クラッチシステムを新世代エクストロニックCVTに内蔵し、2.5リッターのスーパーチャージャー付きエンジンとリチウムイオンバッテリーを組み合わせた。

コンパクトで汎用性の高いシステムでありながら、3.5リッター並みの出力と、市街地走行から高速走行まであらゆるシーンで低燃費を実現。

日産は、本システムを搭載した新型ハイブリッド車を2013年に北米市場で発売する新型車を皮切りに、グローバルに投入する予定としている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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