マツダ、「アクセラ」をマイナーチェンジしSKYACTIV(スカイアクティブ)技術を投入

優れた燃費と爽快な走りを両立させた「SKYACTIV(スカイアクティブ)」第二弾

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マツダは、5ドアハッチバックと4ドアセダンで構成される小型車「アクセラ」シリーズをマイナーチェンジし、9月27日より販売する。マツダが推進する新世代技術「スカイアクティブ テクノロジー」を「デミオ」に続いて搭載し、優れた燃費・環境性能を確保しながら、マツダ車らしい爽快な走りとの両立を目指した。

新型アクセラでは、2WD(FF) 2.0リッター車のパワートレインを一新。新開発の2.0リッター 直噴エンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載し、マツダ車初採用の新開発6速AT「SKYACTIV-DRIVE」と組み合わせた。

SKYACTIV-G 2.0は、最高出力154ps(113kW)/6000rpm、最大トルク19.8kgf-m(194N・m)/4100rpmを発生させ、低速から高速域まで全域でのトルクアップを達成。意のままに操れる高効率な性能を確保し、6速ATのSKYACTIV-DRIVEと組み合わせた。

新開発のSKYACTIV-DRIVEは従来型の5速から6速へ段数を増やし、ロックアップ領域も従来の49%から82%まで拡大。さらにSKYACTIV-G 2.0との協調制御も実施し、ダイレクトなシフト感覚とスムーズで力強い加速を実現させた。

走りの性能を大幅に改善させたSKYACTIV-G 2.0車は、いっぽうで空力効果を考慮し、アンダーカバーやサイレンサー形状の改善、新デザインのフロントバンパーを採用するなど、空力性能も改善。これにマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を搭載する。従来型より作動頻度を高めたほか、再始動時の燃料消費量も軽減させた。さらに低転がり抵抗のエコタイヤ(15インチ)も設定するなどし、最高で10・15モード20.0km/L(JC08モードで17.6km/L)と、2.0リッター車クラスではハイブリッド車を除いたガソリン車ではクラストップとなる低燃費性能も両立させた。

マイナーチェンジの領域を超えた多岐に渡る改善項目

マツダのスカイアクティブ テクノロジーは、エンジンのみならず、車体・シャシー性能も含めた車両設計全体での新技術を指す。マイナーチェンジ車である新型アクセラには、まだこの全ての概念までは導入されていないが、ボディフレームの板厚増加やクロスメンバーの閉断面化などを実施し剛性を向上させることで、操縦安定性の向上や走行時の騒音低減を実施。シャシー性能も改善させ、乗り心地と安定感、さらに軽快さの両立も図った。

また今回のマイナーチェンジでは、内外装のデザイン変更や質感の向上、室内の操作性の改善なども図られた。特にSKYACTIV-G 2.0車はヘッドランプやメーターなどに専用の内外装が与えられ、差別化も行われている。

このほかSKYACTIV-G 2.0車には、エコで楽しい走りを支援する「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」をデミオに続き採用した。

さらに安全装備の面では、2.0リッター車[2WD車]に加え、1.5リッター車「15S」にもDSC(横滑り防止装置)の標準装備化を拡大。また後方からの車両接近を伝える「リアビークルモニタリングシステム」を一部モデルに新設定した。

マイナーチェンジとは思えないほど、大幅な改善が図られた新型 アクセラ。価格は166.0万円から267.8万円までとなっている[※消費税込み]。

新型 アクセラ 主要諸元 [アクセラスポーツ 20S-SKYACTIV(15インチ車)]

■ボディサイズ:全長 4460mmx全高 1755mmx全幅 1465mm/ホイールベース:2640mm■エンジン:2.0リッター直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」/最高出力154ps(113kW)/6000rpm/最大トルク19.8kgf-m(194N・m)/4100rpm■トランスミッション:電子制御6速AT「SKYACTIV-DRIVE」■燃費:20.0km/L/16.2km/L(10・15モード/JC08モード)■価格:215.0万円[消費税込み]

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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