マセラティ、フランクフルトモーターショー2011で新型スポーツSUV「クーバン」発表

マセラティは9月13日（現地時間）、フランクフルトモーターショー2011においてスポーツ・ラグジュアリーSUVのニューモデル「クーバン」を発表した。

マセラティでは、高揚感溢れるドライビングプレジャーとラグジュアリーな雰囲気は、今日のハイエンドスポーツカーやラグジュアリーカーに求められる重要な要素とし、これまでのSUVはこの二つを実現していなかったが、「クーバン」では二つの要素を満たしたスポーツ・ラグジュアリーSUVであるとしている。

「クーバン」のそのスタイリングは、ロレンツォ・ラマチョッティ率いるマセラティ・スタイル・センターが作り上げたもので、マセラティの一員であることを明瞭に示している。

マセラティが誇る新世代のハイテク・エンジンは、30年近いフェラーリ在籍中にF1レー シングチームのエンジン開発責任者を務め、現在はマセラティ・パワートレーン部門のトップであるパオロ・マルティネッリがモデナでデザインし、フェラーリによりマラネロで生産が行われる。

8速オートマチック・トランスミッション、卓越したパフォーマンスを追求したサスペンション、ブレーキやステアリングは、モデナのマセラティ・プロダクト・デベロップメント部門が特別に開発。

同社では、セダン、クーペ、2シーターもしくは4シーターのコンバーティブルが作られてきたが、すべてに共通する特徴は“スポー ティネス”、そして“ラグジュアリー”二つの言葉で表現できるとし、今ではダイナミックなスタイルを有し、最高級のパフォーマンスを誇るスポーツ・ラグジュアリーSUVでさえもこの2語で表現できるようになったとしている。