トヨタ、第5回「トヨタ 夢のクルマアートコンテスト」表彰式を開催
未来のクルマ造りのアイデアを子供たちから
トヨタは8月6日、全世界50の国・地域の15歳以下の子供達を対象に実施した「トヨタ 夢のクルマアートコンテスト」の表彰式を、愛知県のトヨタ会館で開催した。
金賞3名、銀賞6名、銅賞9名、入賞72名、鳥山明賞1名、豊田社長賞1名、合計90名の作品が選出され、表彰式には受賞者30名が世界15カ国より出席し表彰を受けた。
「トヨタ 夢のクルマアートコンテスト」は、自由な発想で「夢のクルマ」を描くことを通して、夢を持つことの楽しさや大切さを世界中の子供たちに感じてもらうと同時に、多くの子供たちにクルマファンになってもらう機会を創出することを目的とした、トヨタの社会貢献活動の一環。2004年に第1回が開催され、今回で5回目となる。今回は全世界より12万名以上の応募があった。
表彰式では、トヨタの豊田社長が「皆さんから頂いた夢のクルマを一台でも多く、本当のクルマとして世に出していきたいと思います。これからも、未来のクルマを作っていくのに、皆さんのアイデアを沢山見せてください」と子供たちに呼びかけた。
「自分だけの夢をクルマに託し、一生懸命に楽しんで描かれた絵は最高に素晴らしい!」
第5回「トヨタ 夢のクルマアートコンテスト」の全受賞作品はトヨタのホームページ(http://www.toyota.co.jp/jpn/events/culture/dreamcar/gallery.html)で観ることが出来る。
このホームページには、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの大ヒット作を生み出した愛知県在住の漫画家、鳥山 明氏のコメントも掲載されている。鳥山明賞を選出した理由について記されており、これがなかなか興味深い内容だったので引用させて頂く。
『たくさんの国の子供達の絵と発想に触れる機会は初めてだったので、とても興味深く楽しく拝見させてもらいました。「鳥山明賞」ですが、ボクとしては、「子供にしか描けない夢のクルマ」ということに重点を置いて選ぶことにしました。
絵のうまさや、エコロジーを考えるのは素晴らしいことに決まっていますが、それ以上に子供時代にはもっと大切な、自分だけの世界の夢があってほしいと願っているからです。
それは小さな夢でも、役に立たなくても、みんなにわかってもらえなくても、まったく構わないと思います。自分だけの夢をクルマに託し、いっしょうけんめいに楽しんで描かれた絵は誰がなんと言おうと最高に素晴らしいのです!』
(TOYOTAホームページより引用)
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