日産、「モコ」にアイドリングストップシステムを搭載

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日産自動車は、同社の人気軽自動車「モコ」の燃費を向上させるアイドリングストップシステムを搭載した新グレード、「X アイドリングストップ」を追加し、6月8日より全国一斉に発売すると発表した。

「モコ」は、本年2月の発売以来、おしゃれでエレガントなエクステリアデザインや洗練されたインテリアデザイン、室内の広さなどが好評を得ている。

今回発売する「X アイドリングストップ」は、「X」グレードをベースにアイドリングストップシステムを搭載することで、軽自動車でトップレベルの燃費「27.0km/L」を達成。

また、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)を標準装備とし、坂道でアイドリングストップした際などに後退を抑えるヒルスタートアシストを採用した。

「X アイドリングストップ」は、全車「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定とあわせて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。

日産は2010年度より、究極のエコカー「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱として、スピーディかつ効果的なCO2削減に取り組んでいる。

「PURE DRIVE」とは、現在広く普及しているエンジン車に最適な次世代環境技術(アイドリングストップ、クリーンディーゼル、ハイブリッドなど)を搭載し、クラストップレベルの低燃費を実現するエンジン進化型エコカーで、「モコ X アイドリングストップ」も、アイドリングストップシステムを搭載した「PURE DRIVE」の第5弾である。

なお、「モコ」はスズキよりOEM供給を受けるモデルである。

ベース車「X」に対する変更点

・アイドリングストップシステム

・燃費向上(25.5km/L⇒27.0km/L)

・VDC(ビークルダイナミクスコントロール)

・ヒルスタートアシスト

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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