ホンダ 2010年度第4四半期および当年度連結決算の概況報告
ホンダ 2010年度第4四半期および当年度連結決算の概況報告
ホンダの当第4四半期連結会計期間(2011年1月1日から2011年3月31日までの3ヵ月間)の業績は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響や円高によるマイナス影響は大きかったものの、新興国での二輪事業および四輪事業の拡大や北米での金融サービス事業の貢献などにより、営業利益は462億円となった。
2010年度の業績は、東日本大震災による影響、円高によるマイナス影響や研究開発費の増加などはあったものの、全ての事業での売上台数の増加やコストダウンなどが貢献し、全ての利益で前年度に比べ大幅な増益となった。
当期純利益※1は5,340億円と、前年度から約倍増となり、2011年度の業績見通しについては、東日本大震災の影響により、現時点では合理的な算定が困難との見方を示した。従って、業績見通しの開示が可能となった時点で開示する予定だという。
東日本大震災に係る当社の連結財政状態および経営成績への影響
2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、ホンダおよび一部の国内連結子会社で有形固定資産の損壊、国内生産拠点や研究開発拠点の一時的な操業休止、棚卸資産の滅失などの被害があり、当連結会計年度における当該災害による損失は約457億円となった。
なお、災害により損壊した有形固定資産の撤去や原状回復に関する費用のうち、次連結会計年度以降に発生すると見込まれる金額については、当連結会計年度の連結財務諸表に計上していない。 (ご参考)個別財務諸表上は、原状回復・撤去費用を含めた約737億円を特別損失に計上しているとした。
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