豊田章男社長が会見「11・12月頃までに生産正常化の見込み」
トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、東日本大震災の影響を受けた国内外の生産に関する現時点における見通しを下記の通り発表した。
1.生産正常化の見込み
国内及び海外工場において概ね本年11月~12月頃の期間に生産正常化(※)の見込み。
(※)生産正常化:年間生産計画レベルの生産状況
2.国内の生産見込み
車種によりばらつきがあるが、7月頃から順次生産を回復させ、11月~12月頃までには生産正常化の見込み。
3.海外の生産見込み
地域・車種によりばらつきがあるが、8月頃から順次生産を回復させ、11~12月頃までには生産正常化の見込み。
豊田社長は、4月22日の記者会見で、
「トヨタ車をお選びいただいたお客様におかれましては、納期が大幅に遅れておりますこと、心よりお詫び申し上げます。震災発生直後からトヨタの従業員が現地に入り、工場、販売店、仕入先の方々と一体となって、復旧に向けた活動を実施してきました。私も何度か被災地を訪問し、彼らの活動を直接見てまいりましたが、この『現場の凄まじい努力』が一日も早い生産回復を可能にするものと確信しております」
と語った。
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