ダイムラー、三菱ふそう・メルセデス・ベンツの車両計50台を寄付
ダイムラーAGは、日本法人である三菱ふそうトラック・バス株式会社およびメルセデス・ベンツ日本株式会社とともに、被災地の復興を支援するためにトラックやオフロード車など計50台の車両、総額400万ユーロ相当(約4億8,000万円)を寄付すると発表した。
車両は、東日本大震災の被災者支援活動を行っている公益財団法人日本財団を通じ被災地域の自治体、NPOなどによる救援活動や復興活動などに活用される。
ダイムラーでは、救援、復興支援のためにダイムラー製品の輸送力が役立つと考え、三菱ふそう小型トラック「キャンター」30台、オフロードトラック「メルセデス・ベンツ ゼトロス」8台、多目的作業車「メルセデス・ベンツ ウニモグ」4台、オフロード車「メルセデス・ベンツ Gクラス」8台を寄付することに決定したという。
なお、メルセデス・ベンツの20台の車両は4月16日までに、ドイツ・シュツットガルト空港から2機のアントノフ124型輸送機で成田国際空港に空輸、計50台の車両は2週間以内に被災地で活用されることになる。
なお、ダイムラーの経営陣および共同労使協議会は共同で募金キャンペーンを開始。ドイツ国内では、10,000人以上の従業員がこのキャンペーンに賛同し、50万ユーロ超(約6,000万円)の募金が集まったという。この募金はドイツ赤十字社を通じて日本赤十字社に送られ義援金として被災された方々に送られる。
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