フォルクスワーゲングループ、200万ユーロを超える義援金を提供
フォルクスワーゲンAGとアウディAGは、東北地方太平洋沖地震の被災者に対し、それぞれ100万ユーロの人道的支援を、ドイツ赤十字社などを通して行うことを決定した。
フォルクスワーゲンAGの人事労務担当取締役のホルストノイマンは、
「フォルクスワーゲングループ各社の従業員からは、大変な災害に苦しむ日本のとりわけ東北地方の人々を少しでも助けたい、という声が毎日のように寄せられています」
と述べた。さらに、ポルシェも同様に日本の被災者に対し、50万ユーロの援助をすることを決めた。
本国の支援とあわせて、フォルクスワーゲングループ各社の日本法人であるフォルクスワーゲングループジャパン株式会社(以下VGJ)、アウディジャパン株式会社(以下AJ)、フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパン株式会社(以下VFJ)も、日本の従業員による募金活動を行う。
さらにVGJは、被災地の救援活動用に車両の提供をするほか、今月27日に豊橋市で開催される「第2回穂の国・豊橋ハーフマラソン」に協賛するにあたり、募金活動を行う。
VGJのジェリードリザス社長は、
「今回の大震災は、日本国民に未曾有の災害と悲しみ、試練をもたらしました。被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。フォルクスワーゲンは、日本で60年近くにわたり育まれ、日本のお客様とともに成長してまいりました。私たちの気持ちは日本の皆様とともにあり、フォルクスワーゲングループが一丸となって、被災者の皆様のお役にたてるよう努力してまいります」
と述べている。
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