ホンダ、タイで新型小型車「BRIO(ブリオ)」を発表
ホンダは、アジア市場向けに開発した新型小型車「BRIO(ブリオ)」を、政府のエコカー認定モデルとして5月下旬にタイ国内で発売すると発表した。
「ブリオ」は、タイやインドなどアジア地域で拡大するエントリーカー市場に向けて新開発したスモールカー。
ホンダのM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を進化させ、都市でも扱いやすいコンパクトな車体サイズに、存在感を主張するデザインとゆったりとした室内空間を実現した。
タイ仕様車は、1.2Li-VTECエンジンを搭載し、政府のエコカー認定基準である5L/100km以上の燃費性能や、Euro4排出ガス規制値に対応した環境性能を実現。
また、運転席と助手席のエアバッグを全グレードで標準装備としながら、価格を39万9,900バーツ(約107万9,730円)からの設定とし、タイ市場で求められる性能と求めやすい価格を両立したモデルとなっている。
生産はホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドが行い、販売台数は発売から1年間で4万台を計画している。また、将来的には周辺国への輸出も予定。
「ブリオ」は、タイでの生産・販売に続き、今年後半からインドでの生産・販売・周辺国への輸出も予定されているという。
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