フィアット、ジュネーブモーターショーで「500クーペ ザガート」を発表

フィアットはジュネーブモーターショー2011において、世界的に知られるカロッツェリア『ザガート』とフィアット グループ オートモビルズ チェントロ スティーレが協力してデザインしたコンセプトカー「500クーペ ザガート」を発表した。

フィアットのブースに展示されるこのプロトタイプは、曲線を多用しながら、きわめてスポーティかつコンテポラリーな形状が際立っている。

このデザインは、500のシャーシをベースにイタリアの名門カロッツェリア、ザガートが製作した1950年の同名のモデルをヒントに開発。

しかし、当時のザガートがベースモデルのエクステリアを全く変えてしまったのに対し、今回の「500クーペ ザガート」は、もともとクーペに近いフィアット500のシルエットを生かし、これにいっそう強烈な魅力を与えた。

加えて、独自の形を持つルーフにザガート伝統の「ダブルハンプ」デザインを採用。車高を下げながらも、室内の快適さを保っている。

今回のコンセプトカーも歴史に名を刻んだ多くのカスタムビルトモデルと同様、クラシックな「2+2シーター」レイアウトを採用することで、全長355cm、全幅163cm、全高149cm、ホイールベース230cmと、ベースモデルのコンパクトさを維持している。

ボンネットの下には、500の「走る楽しみ」を最大限に高めながら、ダウンサイジングの思想により燃費・排出ガスの大幅削減とすぐれた性能を同時に実現した革命的なツインエア 105psエンジンを搭載している。

この目標を達成するため、エンジンには特殊な「ターボマッチング」(エンジンとターボチャージャーのカップリング)を採用した。

フィアットグループのモデルには今回が初めての採用となる105ps ツインエア エンジンは、155Nm(2,500rpm)の高トルクと、世界記録となった最高出力(105PS/5,500rpm)からも明らかなとおり、スポーティなコンパクトカーに最適なパワープラントとなっている。

さらに、排気量1リットル当たりの出力も124PS/Lと世界トップレベルを達成しているという。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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