トヨタのオーリスハイブリッドが、独ADACの2011年イエローエンジェル賞を受賞
トヨタ自動車は、欧州で販売しているオーリスハイブリッドが、ロードサービス等の事業を行うドイツ自動車連盟(Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e.V. 以下、ADAC)のイエローエンジェル(Yellow Angel)賞において、今回新設された「カー・オブ・ザ・フューチャー(Car of the future)」部門で同賞を獲得したと発表した。
2005年に創設されたイエローエンジェル賞は、「品質」「イノベーション&環境」等の全5部門において、ADACにより優れた車や技術等に対して与えられる賞である。
その1つである「カー・オブ・ザ・フューチャー」部門は、自動車メーカーの革新的技術開発の努力を評価するものであり、トヨタのオーリスハイブリッドは「現在世界で販売されている中で、最も先進的」として選定された。
トヨタはこれまでに、2005年にアベンシス、2006年にはヤリスが「品質」部門でイエローエンジェル賞を受賞している。
授賞式は、1月13日、ミュンヘンで行われ、トヨタからはトヨタモーターヨーロッパ(Toyota Motor Europe NV/SA)のディディエ・ルロワ社長が出席した。
受賞に際して、ルロワ社長は、「未来の社会に向けて必要な要素を持った市販車に与えられる賞をいただけたことを誇らしく思います」と述べた。
オーリスハイブリッドは、現在トヨタ モーターマニュファクチャリングUK(Toyota Motor Manufacturing (UK) Ltd.)において生産されている欧州専用車で、生産開始となる昨年6月から12月までの半年間で約1.5万台を販売した。
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