シトロエン、2010年の国内登録台数の前年比が+71.6%を記録
プジョー・シトロエン・ジャポンは、2010年通年のシトロエン車の新車登録台数実績を2,402台と発表した。この数字はプジョー・シトロエン・ジャポン設立以来の登録台数で、過去10年でも最高の記録となる。
シトロエンは2010年、2つのコンパクトモデル「C3」と「DS3」を5月に発売し、この2モデルがブランド全体の売上げを牽引しした。特に「C3」は、頭上まで広がる「ゼニスフロントウィンドウ」と、209万円からという価格設定が今までにないユーザーを獲得、5月発売当初の年内販売目標600台を大きく上回り、12月末までに830台以上を記録、シトロエン全体の約36%を占める基幹モデルとなった。
一方「DS3」は、個性的なデザインが話題となり、インターネット上での受注受付や店頭でのキャラバンツアーなどのプロモーションとの相乗効果で「DS」ラインを定着させ、シトロエン全体の約23%を獲得、またヨーロッパの環境基準「Euro5」対応、1.6Lエンジンおよび新型6速オートマチックトランスミッションを搭載した「C5」も約16%と健闘した。
代表取締役社長のティエリー・ポワラは、
「2010年はシトロエンにとって素晴らしい一年となりました。2011年はさらに「C4」、そして「DS4」と2つの新型モデルを導入予定です。今年はこれらのニューモデルを成功させるとともに、通年販売が可能となる「C3」と「DS3」の販売台数を拡大、さらには既存モデルである「C5」と「C4 Picasso」の販売台数を持続させ、シトロエン車で3500台の登録台数を目標としています。
市場は未だ厳しい環境にありますが、全社ならびにディーラーネットワークの全スタッフが一丸となり、シトロエンの販売台数とマーケットシェアの拡大に努めていくつもりです。」
と、コメントしている。
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