ホンダ、新型EV「フィットEVコンセプト」をLAオートショーにて発表
ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、2010年ロスアンゼルスオートショーにて、EV(電気自動車)のコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」を発表した。
ホンダは、主に市街地での移動に適したコミューターとして、走行時にCO2を排出しない高い環境性能を持つEVを、日米で2012年中に発売することを目指し開発をしている。
フィットEVコンセプトはその方向性を示すコンセプトモデルで、ホンダ独創のパッケージングとユーティリティ性能で世界的に高い評価を得ているフィットをベースに、ホンダが究極の環境技術と位置づける燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培った電動化技術と最新のリチウムイオンバッテリーを搭載している。
フィットEVコンセプトは「NORMAL」「ECON」「SPORT」の3つのドライブモードの選択が可能で、FCXクラリティにも採用しているギアボックス同軸モーターの特性を活かした2.0Lクラスのエンジンと同等の力強い加速感によるキビキビした走りと、電力消費量を抑えたより高効率な走行を両立している。
なお、フィットEVのプロトタイプ車を用いた実証実験を、2010年内に日米において開始する。
この実証実験を通じてお客様の電動化技術に対するニーズや使い勝手を研究し、2012年の発売を目指すという。
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