日産、フーガハイブリッド発売
日産は、フーガ ハイブリッドを11月2日より全国一斉に発売すると発表した。
フーガは、2009年11月のフルモデルチェンジ以来、躍動感あるデザイン、広く快適な室内空間、軽快な走りを実現する装備・技術が、ユーザーから評価されている日産の主力セダン。
今回発売する「フーガ ハイブリッド」は、日産の環境技術を結集した独自の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」を採用、19.0km/L(10・15モード)というコンパクトカー並みの低燃費とダイレクト感のある爽快な走りを実現した。
「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」は、駆動と発電を1つのモーターで行い、エンジンとモーターをトルクコンバーターを介さずにトランスミッションに直接接続する、軽量で高効率なハイブリッドシステム。
本システムは、2つあるクラッチの1つでモーターとエンジンを完全に切り離して、エンジンを停止させた静かで効率の良いモーター走行(EVモード)を可能にした。
このEVモードでの走行を、高速走行を含む運転領域まで拡大し、かつモーター走行を積極的に行うことで、クラストップの低燃費を達成している。
フーガ ハイブリッドは、「平成22年度燃費基準+25%」を達成し、国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定とあわせて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置では、次世代自動車として自動車取得税と自動車重量税が免税となる。
日産は2010年度より、究極のエコカー「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱として、CO2削減をスピーディかつ効果的に進めている。
PURE DRIVEとは、現在広く普及しているエンジン車に最適な次世代環境技術(アイドリングストップ、クリーンディーゼル、ハイブリッドなど)を搭載したエンジン進化型エコカーで、クラストップレベルの低燃費を実現する。
フーガ ハイブリッドは、日産独自のハイブリッドシステムを搭載した「PURE DRIVE」第3弾である。
フーガハイブリッドの主な仕様
エンジン+モーター:VQ35HR + HM34
ミッション:マニュアルモード付電子制御7速ハイブリッドトランスミッション
駆動方式:2WD
燃費:19.0km/L(10・15モード燃費)
主要燃費向上対策:ハイブリッドシステム、アイドリングストップ装置、 可変バルブタイミング、電動油圧式電子制御パワーステアリング
最高出力(エンジン):225kW(306PS)/6800rpm
最大トルク(エンジン):350N・m(35.7kgf・m)/5000rpm
最高出力(モーター)50kW(68PS)
最大トルク(モーター):270N・m(27.5kgf・m)
価格:
(フーガ ハイブリッド)5,775,000円
(フーガ ハイブリッド VIPパッケージ)6,300,000円
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