日産、パリモーターショーにEVコンセプトカー「Townpod」を出展
日産は、2010年パリモーターショー(プレスデー:9月30日~10月1日、一般公開日:10月2日~17日)に電気自動車のコンセプトカー「Townpod(タウンポッド)」を出展した。
「Townpod(タウンポッド)」は、日産のゼロ・エミッションモビリティを、新しい世代の、創造的な個人起業家に向けて提案することを狙いとした、これまでにないフレキシブルな使い勝手とスマートなスタイリングを持った、乗用車と商用車のカテゴリーを越えるコンセプトカーである。
同コンセプトカーは、多様化する個々のビジネススタイルに応えるべく、シンプルかつ汎用性の高い様々な機能を採用している。Bピラーを廃した観音開きのサイドドアや、スライドしながら左右に大きく開くリヤドアは、後席への乗り降りを容易にしている。また、リヤシートは前方にスライドして、フロントシートに重なるように格納され、更に広い車内空間を確保できる構造になっている。 ダッシュボードにはデュアル・スクリーン・ディスプレイが搭載され、メディア再生や温度調節など車内環境の操作と、速度やバッテリー残量など各種情報の確認とあわせ、最新のIT技術を駆使したコミュニケーションツールとしての機能も高めている。
また、車内のいたるところに、穴の開いたゴム製の球体、「パック」を配することができる。この球体は、カップホルダー、携帯電話ホルダー、小型テーブルなどの他、規格を満たすアクセサリーであれば、どんなものでも取り付けられる、シンプルな多目的アタッチメントである。
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