アウディ、TTクーペを改良-燃費と出力を大幅に向上-
アウディジャパンは、プレミアムコンパクトスポーツカー「アウディ TTクーペ」「アウディ TTロードスター」「アウディ TTSクーペ」を改良し、本日よりアウディ正規販売店を通じて販売を開始すると発表した。
アウディTTは、スタイリッシュさと実用性を兼ね備える本格スポーツカーとして人気のプレミアムコンパクトスポーツカー。2006年の市場投入から4年目を迎えるにあたり、商品改良が行われた。
最大のポイントは、「アウディ TTクーペ」と「アウディ TTロードスター」に搭載される2.0TFSIエンジンの改良にある。新たにAVS(アウディバルブリフトシステム)を採用し、大幅な出力トルク向上を果たしながら、燃費を改善。
新2.0TFSIエンジンの最大出力は211ps(従来比+11ps)、最大トルクは350Nm(従来比+70Nm)、0-100km/h加速は5.6秒(従来比0.6秒 短縮)。
FFモデル「アウディ TTクーペ 2.0 TFSI」の燃費は12.0km/lから13.2km/lへと10%向上、CO2排出量は193g/kmから176g/kmへ低減。尚、今回の改良により「アウディ TTロードスター」は従来のFF(前輪駆動)仕様から、クワトロへ変更となっている。
エクステリアデザインは、LEDポジショニングランプが新たに標準装備。また、新デザインのシングルフレームグリルやフロント/リアバンパー、左右2本出しのエキゾーストパイプなどが採用されている。
インテリアデザインでは、アルミ調リングやハイグロスブラックカラーを施したスイッチ類を採用し、コックピット デザインのユニークさを高めたほか、インテリアカラーに、チタニウムグレー、ヌガーブラウンを新設定。
カーナビゲーションシステムも、より細やかな渋滞情報が取得でき、Googleマップ「ローカル検索」が利用可能な最新のSDナビゲーションシステム(ETC標準装備)へ変更されている。
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