マツダ 靭(シナリ)・・・マツダ、新デザインのコンセプトカーを発表

マツダは、新しいデザインテーマ、及び同テーマを体現したデザインコンセプトカー「マツダ 靭(シナリ)」を発表した。

「マツダ 靭(シナリ)」は、新しいデザインテーマである「魂動(こどう)-Soul of Motion」を、伸びやかなフォルムで純粋に表現した4ドア4シータースポーツクーペのコンセプトカー。

同モデルは純粋なデザインコンセプトカーであり、マツダの将来の商品に反映できるデザイン要素を織り込んだ「魂動(こどう)-Soul of Motion」のデザインの試みの第1弾となる。

「しなり」とは、鋼や竹のように強い張りを持ったものをねじったり曲げたりした時に、それらが強い反発力をためながらしなやかにたわむ様子や、人や生き物が速い「動き」を生み出すために体をしなやかに変化させる姿をイメージして名づけられた。

全身に力を張り巡らせ、今にも飛び出そうとするかのようなフォルムは、ボディの軸となる強靭な骨格、ためた力を一気に解き放つ瞬発力、そして美しくしなやかな「動き」のつながりを表現している。

「マツダ RX-8」から進化し続けるマツダ独自のプロミネントフェンダーは、ボディサイドの「動き」をエレガントかつスポーティに際立たせ、これまでよりさらに立体的に造形されたフロントグリルとともにマツダブランドを誇り高く主張。

フロントグリルを起点にした力強い「動き」はボンネット、フェンダー、ヘッドランプ、バンパーへとつながり、特にグリルからヘッドランプにつながるアルミ素材のフローティングバーはより立体的なスピード感を増幅している。

マツダは、今から50年前に初の乗用車「マツダ R360クーペ」を発売して以来、「動き」をもとにしたデザインをユーザーに提供し続けてきた。

さらに、ブランドメッセージである“Zoom-Zoom”を発表して以降は、よりアスレティックでスポーティな動きを追及。「マツダ アテンザ」をはじめ、「マツダ RX-8」「マツダ デミオ」など躍動感あふれるデザインが採用されている。

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