新型マーチ、3気筒1.2Lエンジン搭載で燃費26km/L
7月に日本で発売される新型マーチは、日産が新開発した3気筒1.2リッター「HR12DE」エンジンが搭載され、26km/Lという低燃費を実現したモデルがラインナップされる。
新型マーチに搭載される3気筒エンジンは、従来の同排気量4気筒エンジンに対して約20%のフリクション(摩擦抵抗)低減を実現。さらにエンジン回転軸の重量バランスの工夫にしたことで、4気筒エンジン並の高い音振性能を実現している。
トランスミッションには、力強い発進加速性能と静粛性かつ低燃費を両立した新型エクストロニックCVTを採用。新型エクストロニックCVTは、副変速機の採用により、軽量・コンパクトで、かつフリクションを約30%低減している。
また新型マーチはアイドリングストップシステムも採用。エンジン停止時のクランクシャフトの位置を正確に計測することで、エンジン再始動時間を短縮しており、日常の運転で意識することなくアイドリングストップが作動する。
新型マーチのHR12DE、エクストロニックCVT及びアイドリングストップを搭載したモデルは、それらを組み合わせて26km/Lというクラストップの低燃費を実現。"エンジン進化型エコカー"「PURE DRIVE」の2010年度第1弾として今年7月に登場する。
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