ルノー、トゥインゴGTターボ限定車「クープ・デ・ザルプ」を発売
ルノーは、ルノー トゥインゴGTターボに、車体の捻り剛性を高めるボディ補強キット、車体の軽量化に大きく貢献する軽量鍛造アルミホイールなど専用開発パーツを装着し、走りの性能を向上させた限定車 クープ・デ・ザルプを全国のルノー正規販売店で販売する。価格は222.2万円(税込)、販売台数は22台。
ルノー トゥインゴGTターボは、コンパクトで軽量な車体に、レスポンスの良い1.2リッター ターボエンジンを搭載する、軽快かつ力強い走りが楽しめるモデル。限定車 クープ・デ・ザルプは、このルノー トゥインゴGTターボの走行性能の、一層の向上を目指して専用開発したパーツを装着した限定車。
クープ・デ・ザルブに装着されるボディ補強キットは、車体の捻り剛性(車体が捻れる力に対する強度)を高め、ハンドリングと乗り心地、ブレーキ時の安定性を向上させた。併せて装着される軽量 鍛造アルミホイールは、標準装着ホイールに対し1本当たり3.6kgも軽く、走行性能に大きく影響するサスペンションより下の重量(所謂ばね下加重)の大幅な軽減に貢献している。
限定車の名称のクープ・デ・ザルプとは、フランスの伝統的なアルペンラリーの名称で、ルノーのスポーツモデルが「アルピーヌ」と名づけられるきっかけとなったラリーイベント。ルノー・ スポールの前身であるアルピーヌ社の創始者 ジャン・レデレーが、1954年にルノー4CVをドライブし、このラリーに優勝した。これを記念し、その後発表したモデルに『ALPINE』と名付けたのが、アルピーヌの始まり。限定車クープ・デ・ザルプは、ジャン・レデレーのラリースピリッツを継承し、この伝統あるラリーの名を冠している。
トゥインゴ クープ・デ・ザルプの概要
・ クープ・デ・ザルプ専用開発ボディ補強キット
・ クープ・デ・ザルプ専用開発15インチ軽量鍛造アルミホイール
・ アルミ製ショートアンテナ
・ Coupe des Alpesサイドシルデカール
・ Bピラーカーボン調ガーニッシュ
・ BピラーCoupe des Alpesレタリングデカール
・ Coupe des Alpesサイドシルデカール
・ ローポジションシート(20㎜/運転席のみ)
トゥインゴ クープ・デ・ザルプについて
トゥインゴ クープ・デ・ザルプは、ルノー トゥインゴGTターボが持つ走りの性能を向上させることを目指し、ルノー・ジャポンとシーフォが共同で企画・開発し、シーフォが供給する専用パーツを取り付けた限定車。トゥインゴ クープ・デ・ザルブには、以下の専用装備が装着される。
ボディ補強キット
車体の捻り剛性の向上、クイックなハンドリング、乗り心地の向上、ブレーキ時の安定性の向上などを目指し、補強バー(車体下面フロントロワアーム部、車体下面ボディ中央部、リアハッチゲート部)と、フロントサブフレームクロスメンバーを装着。
軽量鍛造アルミホイール
8,000トンプレスによる鍛造で製造した、軽量鍛造アルミホイール。標準装着ホイールに比べて、1本当り3.6kg、4本合計で14.4kgもの軽量化を果たした。バネ下と呼ばれる、サスペンションのバネの下に位置するタイヤ、ホイール、ブレーキ及びその周辺パーツは、走行性能や乗り心地などに与える影響が大きく、この部分の軽量化による効果は、車体そのものの軽量化より大きいと言われている。トゥインゴ クープ・デ・ザルプは、軽量鍛造アルミホイールを装着することで、このバネ下の重量を大幅に軽量化した。軽量鍛造アルミホイールの装着により、ボディ補強キットの重量を加えた総重量の面でも、標準車に比べて8kgの軽量化を果たしている。
デカール
伝統のアルペンラリー『クープ・デ・ザルプ』での勝利記念をデザインモチーフとしている。左右サイドマーカー上部および、テールゲート中央には、実際のクープ・デ・ザルプのゼッケンプレートをモチーフにデザインされたデカールを貼付。Bピラーには、アルミヘアライン地のCoupe des Alpes文字デカールを貼付。サイドシルには、アルミヘアライン地シートにゼッケン番号の22とチェッカー模様、そしてCoupe des Alpesの文字が入ったデカールを貼付。
ローポジションシート
運転席のシート高を20㎜下げ、よりスポーティーなドライビングポジションとした。
その他
・ ラリーカーをイメージした、アルミ製ショートアンテナ
・より精悍な印象を与える、Bピラーカーボン調ガーニッシュ
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