GM、JDパワーの初期品質調査で高評価を獲得
車両の品質向上に継続的に取り組んでいGMは、JDパワー&アソシエイツ社による2010年初期品質調査(IQS)で大きく評価を伸ばした。
購入から90日以内における品質パフォーマンスの高さが認められ、GM車のうち10車種が各セグメントのトップ3にランクイン。さらに、ミシガン州にあるGMランシング・グランドリバー工場は、同調査の地域別プラント・アワードでブロンズ賞を受賞した。同工場ではキャデラックCTSファミリーおよびSTSを製造している。
各セグメントにおけるシボレー、GMC、およびキャデラックの高い評価により、社内評価で報告された品質改善の傾向が裏付けられた結果となった。2007年以来、北米でのGM車の保証修理は45パーセント減少している。
大型クロスオーバー/SUVカテゴリーではシボレー・タホが1位となり、シボレー・サバーバンとGMCユーコン/XLがそれに続くなど、GM製トラックがトップ3を独占した。大型ピックアップ・セグメントでは、シボレー・アバランチとGMCシエラが同評価で1位を獲得した。大型・高級クロスオーバー/SUVセグメントではキャデラック・エスカレードが1位に輝いたほか、キャデラックCTS(エントリー・プレミアム)、ビュイック・ルセーヌ(大型車)、およびシボレー・マリブ(中型車)がそれぞれのセグメントでトップ3にランクインした。
GMグローバル品質部門のダン・ニコルソン副社長は、「お客さまに最高品質のクルマを提供することは、我々にとっての最優先課題だ。我々は部門全体で品質向上に取り組む一方、ライバル各社も品質改善に取り組んでいるという事実を常に肝に銘じている。」と語った。
JDパワーの2010年初期品質調査は、2010年型車を購入またはリース契約した8万2,000人以上を対象に納車後90日後に行われた調査の回答に基づいて集計された。本調査は、設計関連の問題、欠陥、および故障を迅速に把握するための情報をメーカーに提供するべく考案された228問のアンケートをベースにしている。
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