アウディ 「アウディ アーバン フューチャー アワード ワークショップ」をロンドンで開催

アウディ アーバン フューチャー アワード ワークショップ

アウディ 「アウディ アーバン フューチャー アワード ワークショップ」をロンドンで開催した。

アウディ アーバン フューチャー アワードは、アウディが招待したインターナショナルな設計事務所6社が、モビリティ、建築、都市の未来の相互関係を描くコンセプトを競うもの。参加する建築事務所は、インゴルシュタットでアウディの専門家達と意見を交換し、ロンドンで行われたワークショップにおいて自分たちのアイデアを入念に作りこんだ。その成果は、8月にヴェネチア ビエンナーレで開催される第12回国際建築展で披露される。

アウディAG取締役会会長のルパート シュタートラーは次のように述べている。「自動車の将来像を描くには、それまでの傾向を分析し、既存のものを超えたところから考察することが重要です。分野は異なるものの、自動車工学と同様の方向性を持つ別の分野(建築界)のパイオニアとの交流は、大きな刺激を生み出します。特に、参加する建築家たちの文化的背景が大きく異なっていることが影響しています。」

建築家らは5月26日にインゴルシュタットのアウディ本社を訪問し、アウディの技術開発、設計、ブランド/企業戦略の専門家と意見を交換した。この意見交換では、電化構想やマルチメディアネットワークの将来像に加え、それらが自動車の設計にどのような影響を及ぼすかがトピックとなった。その後、参加者はロンドンのデザインミュージアムで行われたワークショップで未来都市の構想を披露し、モビリティ、変革、持続可能性といった側面にまでアイデアを広げました。アウディのシンクタンク役を務めるチーフデザイナーのウォルフガング エッガーとシュテファン ジーラフ、およびスタイルパークAGが参加者をサポートした。このコンペティションでは、参加者はトピックへのアプローチの方法を自由に選択することができる。

将来に視点を向けたこのコンペティションに参加する建築事務所は、アリソン ブルックス アーキテクツ(ロンドン)、BIG(コペンハーゲン)、クラウド9(バルセロナ)、ディラー スコフィディオ+レンフロ(ニューヨーク)、J.マイアー H.アーキテクツ(ベルリン)、スタンダードアーキテクチャ(北京)の6社。

フランクフルトのスタイルパークAGは、アウディのパートナーとして、賞のコンセプト開発とテーマ設定を支援している。スタイルパークAGのディレクターを務めるクリスティアン ゲルトナーは、「アウディ アーバンフューチャー アワードはありきたりのコンペティションではありません。設計事務所間でアイデアを競い合うのではなく、協力して全体像を構築することが目標です」と述べている。ゲルトナーも、通常はまったく別の分野の代表者らと意見交換することによって生まれる大きな可能性に期待している。

コンペティションの結果はヴェネチア ビエンナーレで開催される第12回国際建築展のスクオラ グランデ デッラ ミゼリコルディアでスタイルパークAGが幹事を務めるエキシビションで発表される。このエキシビションでは、展示品に加え、各設計家がコンセプトを具体化させたモデルと映像を披露する。このエキシビションのデザインはRaumlaborberlin(ラウムラボールベルリン)が担当する。

2010年8月25日のエキシビションのオープニングで、国際的かつ異なる学問分野を代表する審査員がアウディ アーバン フューチャー アワードを授与する。この建築賞は、ドイツの建築賞の賞金として最高額となる副賞賞金10万ユーロが与えられる。サスキア サッセン(ロンドン大学ロンドンスクールオブエコノミクス、コロンビア大学社会学部教授)を審査員長する世界的な審査員団のメンバーは以下の通り。

ウォルフガング エッガー(アウディAG、インゴルシュタット)、マッシミリアーノ フクサス(スタジオフクサス、ローマ、パリ、フランクフルト、深圳)、クリスティアン ゲルトナー(スタイルパークAG、フランクフルト)、アンドレス レピック(ニューヨーク モダンアート ミュージアム、ニューヨーク)、マ ジュン(同済大学、上海)、ラウル メロトラ(ラウル メロトラアソシエーツ、ムンバイ/マサチューセッツ工科大学、ケンブリッジ)、フェルナンド デ メロ フランコ(MMBB、サンパウロ)、シュテファン ジーラフ(アウディAG、インゴルシュタット)、ルパート シュタートラー(アウディAG、インゴルシュタット)。

アウディは、アウディ アーバン フューチャー アワードの進捗状況を、ウェブサイトwww.audi-urban-future-award.com.で公開する。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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