autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース ダイムラー、BYDと中国に電気自動車の合弁会社を設立

自動車ニュース 2010/5/31 14:40

ダイムラー、BYDと中国に電気自動車の合弁会社を設立

ダイムラー

ダイムラーAGと比亜迪股份有限公司(BYD)は、5月27日、中国向け電気自動車の開発を行う研究・技術合弁会社「深圳BYD ダイムラー・ニューテクノロジー社」を双方50%ずつの共同出資で設立する契約に調印した。

合弁会社の登記資本金は6億人民元です。開発予定の新世代電気自動車は、電気自動車のアーキテクチャーや安全性に関するダイムラーのノウハウとBYD 社のすぐれたバッテリー技術、電気駆動システムが活用される。また、新型車販売のため両社共同で新ブランドを設立・所有することになる。

王伝福 比亜迪股份有限公司(BYD)総裁は「BYD は中国向け電気自動車新ブランドの設立に向け、ダイムラーとともにお互いの強みを生かせる機会の検討を行っており、作業は順調に進んでいます。この独自のエキサイティングな取り組みを通じて、新しい電気自動車をできる限り早く市場投入すべく懸命に努力しています」と述べた。

また、ダイムラーAG 取締役会会長のディーター・ツェッチェは「BYD 社との新合弁会社は、 中国における電気自動車の大きな可能性を最大限に活用できる有利な立場にあります。ダイムラーにとって、中国にすぐれたパートナーがいることは幸運であり、BYD 社との研究・技術拠点の設立は、重要な市場である中国におけるダイムラーの事業拡大に新しい可能性を開くものです」と述べた。

王総裁とツェッチェ会長は5月27日、北京において合弁会社設立の契約にサイン。今回の契約に先立ち、去る3月1日には覚書が交わされており、その後両社のエンジニア、デザイナー、役員らによる作業チームが設けられ、新型電気自動車のコンセプトづくりがスタートした。なお、新合弁会社には、政府の認可をへて事業許可が下りることとなる。

ダイムラーは、持続可能なモビリティとゼロエミッション自動車のアーキテクチャー開発で世界をリードしており、最近では電気自動車「スマートed」を市場導入したほか、今年中にはメルセデス・ベンツからも燃料電池車の「Bクラス F-CELL」と電気自動車の「Aクラス E-CELL」の2 つの電気自動車モデルを導入する予定。

BYD 社は1995 年に設立。先進バッテリー技術の開発を手がけ、中国の大手メーカーに成長した。自動車分野には2003 年に進出し、以来5 年間で急成長を遂げ、現在では中国自動車メーカーの中で最も急速に成長している企業となりました。2008 年12 月には、デュアルモードハイブリッド電気自動車「F3DM」を世界に向けて発表。2010 年3 月には同モデルの個人顧客向け直接販売をスタート。最近では純電気自動車「e6」を発売するとともに、同モデルにより中国国内メーカーとして初めてタクシー事業の事業化を果たした。

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