F1中国GP:ジェンソン・バトンが今季2勝目、小林可夢偉はリタイア

F1

2010年 F1第4戦 中国GPの決勝レースが18日(日)、上海国際サーキットで行われた。

レースは、スタート直前に小雨が降り出すコンディションのなか、ほぼ全車がドライタイヤを装着してスタート。そして、1周目に起きたクラッシュでセーフティカーが導入された段階で、レインタイヤに交換したドライバーとドライタイヤのままコースに留まるドライバーに別れた。

天候はその後も不安定な状況が続いたが、結果的には最初にドライタイヤでコース上に留まったドライバーが有利にレースを展開。

優勝したジェンソン・バトン(マクラーレン)もその一人。各車がピットインするなか、同じくドライタイヤでコース上に留まったニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)を抜いて首位に立ってからは、天候の変化にもうまく対応し、第2戦マレーシアGPに次ぐ、今季2勝目をあげた。

マクラーレンは、ルイス・ハミルトンも2位に入り1-2フィニッシュを達成。コンストラーズランキングでフェラーリを抜き、首位に躍り出た。

3位にはニコ・ロズベルグ、4位にはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5位にはロバート・クビサ(ルノー)が続いた。

日本人ドライバーの小林可夢偉は、オープニングラップでスピンしたヴィタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)と接触。1周も走りきらずにレースを終えた。これで小林可夢偉は開幕から4戦連続のリタイア。苦しい戦いが続いている。

小林可夢偉 (リタイア)

「本当に残念です。今日のように難しい路面コンディションはグリッドポジションに関係なく誰にでもチャンスがあるはずだった。今日は必ずポイントが獲れたと思う。スタートはよかったけれども、いくつかコーナーを抜けたあと、ビタントニオ・リウッツィのクルマが飛んできて終わってしまった」

F1中国GP 結果

1位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)

2位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)

3位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)

4位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)

5位 ロバート・クビサ (ルノー)

6位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)

7位 ヴィタリー・ペトロフ (ルノー)

8位 マーク・ウェバー (レッドブル)

9位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)

10位 ミハエル・シューマッハ (メルセデスGP)

11位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)

12位 ルーベンス・バリチェロ (ウィリアムズ)

13位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)

14位 ヘイキ・コバライネン (ロータス)

15位 ニコ・ヒュルケンベルグ (ウィリアムズ)

16位 ブルーノ・セナ (ヒスパニア・レーシング)

17位 カルン・チャンドック (ヒスパニア・レーシング)

--位 ヤルノ・トゥルーリ (ロータス)

--位 ルーカス・ディ・グラッシ (ヴァージン・レーシング)

--位 ペドロ・デ・ラ・ロサ (ヴァージン・レーシング)

--位 セバスチャン・ブエミ (トロ・ロッソ)

--位 小林可夢偉 (ザウバー)

--位 ヴィタントニオ・リウッツィ (フォース・インディア)

--位 ティモ・グロック (ヴァージン・レーシング)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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