autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 住友ゴム、主要製造会社全工場で完全ゼロエミッションを達成

自動車ニュース 2010/4/8 08:49

住友ゴム、主要製造会社全工場で完全ゼロエミッションを達成

住友ゴムグループのマレーシアにおけるゴム手袋製造子会社であるスミラバーマレーシアと、更生タイヤの製造・販売を行う(株)ダンロップリトレッドサービス北海道が、本年3月に完全ゼロエミッションを達成。これにより住友ゴムグループは、国内・海外主要製造会社全工場で完全ゼロエミッションを達成した。

スミラバーマレーシアは、2005年にISO14001認証を取得すると同時にゼロエミッション活動を開始し、プロジェクトチームを編成して工場と事務所が一丸となって活動を開始した。原材料・補助材料の工程内でのリサイクル比率を高めると共に、従来のゴミ箱を廃止し、分別式のゴミ箱とゴミステーションを設け、分別回収によるリサイクル可能品の選別を徹底するなどし、埋め立て処理するゴミの比率を下げ、2006年にゼロエミッションを達成した。その後、ラミネートコート紙の分別、セラミック手型の微粉砕等により再資源化が可能となり、完全ゼロエミッションを達成させた。

一方、(株)ダンロップリトレッドサービス北海道は2006年初めに「廃棄物分別回収」を宣言し、ゼロエミッションの達成に向けて活動を開始。まず、更生タイヤの製造工程で発生する廃棄物を5種類に分類し分別回収を図り、さらにリサイクルに関する再教育や処理ルールの再検討などを行い、分別回収を徹底。廃棄物の粉砕処理などを加えてサーマルリサイクルを可能にし、埋め立てすることなく有効活用することができるようになった。同社は2006年後半にゼロエミッションを達成したが、各種廃部材を分解、再資源化を追及し、完全ゼロエミッションを達成した。

* 完全ゼロエミッション : 直接埋め立て廃棄物の発生を完全になくし再資源化率を100%にすること。

  * ゼロエミッション : 直接埋め立て廃棄物の量を全廃棄物発生量の1%未満、再資源化99%以上にすること。

住友ゴムグループでは1999年8月にゼロエミッションの活動を開始。まず、住友ゴムが2001年に日本のタイヤメーカーとして始めて国内工場でゼロエミッションを達成したのを皮切りに、2006年には国内、海外の主要全工場でゼロエミッションを達成。さらに、直接埋め立て廃棄物の発生を完全になくす完全ゼロエミッションにも取り組み、2005年には日本のタイヤメーカーとして初めて国内全工場で完全ゼロエミッションを達成した。また2006年からグループ会社も順次完全ゼロエミッションを達成し、今回のスミラバーマレーシアと(株)ダンロップリトレッドサービス北海道の達成となった。ついに住友ゴムグループの国内外主要製造会社全工場で約10年間の取り組みにより直接埋め立て廃棄物の発生を完全になくし、再資源化率を100%にした完全ゼロエミッションを日本のタイヤメーカーとして始めて達成することとなった。

住友ゴムグループは、地球環境への取り組みを経営上の最重要課題として位置づけ、持続可能な社会の実現に貢献し、社会から信用される企業グループを目指しており、この考え方を表現したCSRメッセージ「for you, for the earth (あなたのために、地球のために)」とともに様々な活動を行っている。また、環境省から「エコ・ファースト企業」として認定され、日本国内だけでなく海外のグループ会社も含め、グローバルに環境活動を推進していく。

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