マツダ、北京モーターショー出展概要 … 次世代エンジンなどを中国で初公開
マツダは、2010年北京国際モーターショーで、『マツダ SKYコンセプト』に基づくパワートレインである、次世代直噴ガソリンエンジン「マツダ SKY-G(スカイ・ジー)」、次世代クリーンディーゼルエンジン「マツダ SKY-D(スカイ・ディー)」、次世代高効率オートマチックトランスミッション「マツダ SKY-Drive(スカイ・ドライブ)」を中国で初公開する。
また、参考出品車として、日本仕様の「Mazda8(日本名:マツダ MPV)」を展示。「Mazda8」は、洗練されたスタイリングや、機能的で上質、快適な室内空間と、優れた走行性能を兼ね備えたミニバン。中国へ導入予定の「Mazda8」は、中国におけるパートナーの1つである、一汽乗用車の工場で生産が予定されている。
さらに、「マツダ SKY-G」など次世代の環境技術を搭載し、超低燃費を実現させたコンセプトカー「マツダ清(きよら)」も出品する。
このほか、まもなく発売予定の「Mazda6睿翼(Ruiyi、日本名:マツダ アテンザ)」5ドアハッチバックや、「Mazda2(日本名:マツダ デミオ)」「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」など、合計9車種16台を出品する。
2010年北京国際モーターショーは、4月23日(金)から5月2日(日)まで、中国北京市で開催される。
マツダSKYコンセプト
マツダは、2015年までにグローバルで販売するマツダ車の平均燃費を、2008年比で30%向上させるという目標を掲げている。そして、すべてのお客様に「走る歓び」と「優れた環境安全性能」を提供するためには、エンジンやトランスミッション、車両の軽量化といったクルマの基本性能の向上が重要と考えている。『マツダ SKYコンセプト』とは、その取り組みの中核を成す、マツダ車の環境性能とダイナミックパフォーマンスを飛躍的に向上させる、次世代パワートレインの開発コンセプト。この名前には、「未来に続く青空」と、その青空のもとで意のままに「走る歓び」をお客様に提供したいという思い、そしてのびのびと自由な発想により究極の効率を追求するエンジニアの高い志が込められている。
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