autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース 帝人、コンセプトカー「PU_PA EV」を発表

自動車ニュース 2010/3/30 19:54

帝人、コンセプトカー「PU_PA EV」を発表

PU_PA EV (ピューパEV)

帝人は、帝人グループの素材や技術を結集し、5~10年先の自動車をイメージして、実際に走行可能な、重量が500kgを切る軽量コンセプトカー『PU_PA(ピューパ) EV』 を製作した。

『PU_PA EV』 は、実走行を可能とする剛性を備えつつ、軽量化やハイブリッド化、電気自動車化に向けたさまざまなソリューション技術を融合させたシンボルカーで、3月30日より、帝人グループの素材・技術を紹介する総合展示場「テイジン未来スタジオ」にて展示を開始する。

帝人グループでは、「自動車・航空機」「情報・エレクトロニクス」「ヘルスケア」「環境・エネルギー」の4分野を注力市場と位置付けており、各分野において積極的に市場開拓および技術開発に取り組んでおり、2009年4月には、「自動車・航空機」関連のビジネス拡大を目的として、CEO直轄組織である「モビリティービジネス企画室」を新設。自動車ビジネスの拡大や、CO2削減ニーズに対応するための自動車の軽量化やハイブリッド化、電気自動車化に向けた素材技術の開発に取り組んでいる。

今後、帝人グループは、顧客である自動車メーカーや部品メーカーに向けて、同グループの自動車を取り巻くソリューションをアピールするとともに、顧客の新たなニーズを探り、共同開発テーマの設定へと結び付けていくとしている。

PU_PA EV (ピューパEV)

(1)概要

・定員: 2名

・車体重量: 437kg(一般的な従来型電気自動車の約2分の1)

・常用速度: 60km/時

・1回の充電による走行可能距離: 100km

(2)組み込まれているソリューション技術

【軽量化】

・ 炭素繊維複合材料のコア構造設計によりボディを軽量化。

・ ガラスの2分の1比重の、熱線吸収機能を持つポリカーボネート樹脂を窓に使用。

・ 一体成形などの技術を用いて部品のモジュール化。約20点まで部品点数を削減。

【バイオ化】

・ シートやマットなどの内装材にバイオPETを使用。

【環境負荷低減】

・ メッキ代替金属調フィルム「テフレックス」を使用。

・ ロードノイズを低減するタイヤコードとしてPEN繊維「テオネックス」を使用。 (PEN:ポリエチレンナフタレート)

【エレクトロニクス】

・ 配線なしで多数の機器の相互通信が可能な2次元通信シート「セルフォーム」を使用。

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