日産、ディーラー全店舗にEV用充電設備を設置
日産は、同社初の電気自動車「リーフ」の発売に向けて、日本全国の日産ディーラー全店舗に充電設備を設置する計画を明らかにした。
日産は、リーフの発売を予定する12月までに日本全国の日産ディーラー全店舗(約2,200店)に200Vの普通充電設備を設置し、その内約200店舗に急速充電器を設置する。急速充電器は従来品の半額程度の価格で日産が開発。今後の市販化も視野に入れている。
半径40km圏内に急速充電器設置店を一店舗配備することで日本全国をカバーし、「日産リーフ」で日本中を快適にドライブできる環境を整えるとしている。
またEVには家庭や事業所における充電環境を整える必要もあるため、日産ディーラーが窓口となり、戸建て住宅への充電設備工事の取次ぎを行う予定としている。
日産は4月1日からリーフの予約受付を開始。価格は376万円に設定されたが、EV補助金制度が続くことを前提に試算すれば、一台あたり約77万円の補助が政府から受けられると予想されており、実質価格は299万円となるとみられている。
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