日産、電気自動車のシルフィを世界初公開!完全自動運転のIMx KUROなども登場【北京ショー2018】

日産は、北京モーターショー2018(会期:2018年4月29日~5月4日)に、中国市場向けに開発された電気自動車「シルフィ ゼロ・エミッション」を含む「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現する電気自動車3台を出展した。

ニッサン インテリジェント モビリティはクルマがエネルギーをどのように使い、どのように走り、そして社会とどのようにつながっていくのかを再定義することで、日産車をより魅力的なクルマにするアプローチである。

中国事業を統括するチーフ・パフォーマンス・オフィサーのホセ ムニョス氏は、「日産は『ニッサン インテリジェント モビリティ』のビジョンのもと、中国における電動化戦略を推進していきます。お客さまに魅力的な電動車両を提供し、中国市場に電気自動車の新しい時代を切り拓いていきます」と述べた。

>>電気自動車になったシルフィのデザインはどうなった?画像でチェック!

シルフィ ゼロ・エミッション

今回世界初公開された「シルフィ ゼロ・エミッション」は、中国市場で品質と信頼性が高く評価されているシルフィに、グローバルに実績のある電動パワートレインを搭載した。

同車は、世界で最も販売台数の多い電気自動車「リーフ」の技術及びプラットフォームを活用しており、中国における大手自動車合弁会社で初となる量産電気自動車となる。航続距離は中国の基準で338kmとなり、急速充電も可能だ。

また、シルフィ ゼロ・エミッションは車線逸脱警報(LDW)、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、後退時車両検知警報(RCTA)、後側方車両検知警報(BSW)といったニッサン インテリジェント モビリティ技術を多数搭載しています。同モデルは、2018年後半に発売予定だ。

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ニッサンIMx KURO

中国初公開となった「ニッサンIMx KURO」は、より安全・便利で、ワクワクするドライビングを提供することで、クルマがより身近で頼りになるパートナーとなることを目指しており、将来のニッサン インテリジェント モビリティを体現するクルマである。

ニッサンIMx KUROは、日産が独自開発した「Brain to Vehicle(B2V)」技術を搭載。B2Vは、ドライバーの脳波を測定、解析することで、マニュアル運転時にも、また自動運転時においてもドライバーの思い通りの運転を実現することをサポートし、ドライビングプレジャーを高めてくれる。

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リーフ

また、2018年ニューヨーク国際自動車ショーにて、ワールド・カー・アワードの「2018ワールド・グリーン・カー」賞を受賞した新型「リーフ」も出展。

リーフはグローバルに累計32万台以上を販売し、世界で最も販売台数の多い電気自動車である。日産は今年度末までに、ニッサンインテリジェント モビリティを体現する新型リーフの中国への投入を検討している。

そして、今後5年間でニッサン、ヴェヌーシア、インフィニティ、東風の各ブランドから、合計20以上の電動駆動車を中国市場に投入する予定だ。さらに、同社は中国における電動化戦略の一環として、平成29年度 省エネ大賞において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したe-POWER技術を、今後数年以内に中国に投入する。

関連記事>>日産 新型リーフが2018ワールド・グリーン・カー賞を受賞

テラ

日産は新中期計画「Nissan M.O.V.E to 2022」において、2022年までにLCVとフレームSUVの販売台数を40%増やすことを目指している。今回、同社は本中期計画において、LCV事業における新型車第一号となる新型フレームSUV「テラ」を出展。

テラは実用的で頑丈な、日産LCVの『どこにでも行ける(Go Anywhere)』を体現した本格的なフレームSUVで、今までにないドライビング体験を求める中国のユーザーの高まるニーズに応える。

関連記事>>ランクルのライバル出現か!?日産がフレームSUVの第一号となる新型テラを初公開

日産/シルフィ
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31万円154.7万円
日産/リーフ
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15万円505万円

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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