カッコ良すぎて目が離せない!フランス生まれのミニバン、ベルランゴとリフターを画像で見る

フランス生まれのミニバン、ベルランゴとリフターから目が離せない!

フランスの自動車メーカー・シトロエンは、2018年3月に開催されたジュネーブモーターショーにおいてMPV(マルチパーパスヴィークル)に分類されるベルランゴ(BERLINGO/日本未導入モデル)をフルモデルチェンジすると発表した。また、同じPSAグループにあり姉妹のような関係にあるプジョーからもリフター(RIFTER/日本未導入モデル)を発表した。この2車種はいわゆる姉妹車のような関係で、同カテゴリで人気のルノー カングー打倒を目指しているようだ。

ミニバンというと日本独特の文化なような気もするが、ベルランゴはこれまで170万台以上販売されており、シトロエンのラインナップの中ではC3の次に売れているモデルとなる。

日本導入は定かではないが、もし日本市場に参入すれば飽和したミニバン市場に新たな風を吹き込むことになり、ミニバンを作っている日本車メーカーはうかうかしていられない。

今回は、ベルランゴとリフターを画像でじっくり比較してみる。ミニバンが好きなあなたも、ミニバンがそんなに好きじゃないあなたも、きっとベルランゴとリフターを見れば、日本車には無い独特な魅力に目が離せなくなるだろう。

>>ベルランゴとリフターを画像でじっくり見る!

デザイン比較

ベルランゴとリフターの違いは主にフロントフェイスにある。シトロエンとプジョー、それぞれのCIを採用しており、パッと見るところでは兄弟車には見えない。日本車でいうと、トヨタ ノアとヴォクシーのような関係だ(こちらは同一メーカーだが)。余談だが、乗り味はシトロエンとプジョーで明確に分けられているという。それぞれのメーカーのこだわりが反映されているようだ。

ベルランゴの特徴

シトロエン ベルランゴの特徴は、3段に分かれて配置されたライトが作り出す独特のファニーフェイスだ。一目でシトロエンのクルマと判別できるうえ、日本車には無いデザインだから他と被ることもない。また、同社のC3やC4と共通する“エアバンプ”もサイドに装着されているので、ポップなデザインとなっている。

リフターの特徴

プジョー リフターは3008や5008のようなSUVライクなデザインとなっており、ポップなシトロエンとは対照的に、迫力のあるデザインが特徴だ。ヴォクシーやヴェルファイアのように押し出し感のあるデザインに見慣れている日本市場では、こちらのほうが受け入れられやすいかもしれない。

ノーマルのリフターは一見地味だが、忘れてはいけないのは「リフター4×4コンセプト」だ。こちらは参考出品だが、近年はやりの傾向にある“ミニバンコン(ミニバン・コンバージョン)”の要素を取り入れたアウトドア派のコンセプトデザイン。日本では三菱 デリカD:5のポジションに相当し、もしこれが市販化されれば日本車は強力なライバルの出現を許すことになる。

圧倒的な収納力を誇る内装

ベルランゴとリフター、この両車に共通するのが、“執着心”と表現してもいい程、ありとあらゆる場所に設置された“収納”だ。両車にはホイールベースが異なるショートバージョンとロングバージョンが用意されているが、ショートの“M”バージョンでシートをすべて倒すと最大775Lの荷室空間が生まれ、2.7mの長物でも積めるようになる。ロングの“XL”バージョンでは1050Lと積載量も拡大。3.05mの長物も積むことができる。

さらに驚きなのは、天井にまで収納があること。こちらは画像を見ると判るのだが様々な箇所に収納スペースが設けられており、これら28か所の容量を合計すると186Lにもなるという。シートを倒した空間と併せると961L(XLバージョン)にも及ぶ広大な収納空間になるので、これで積めないものがあるなら逆に知りたいくらいだ。MPVというだけあって、どんな用途にも対応できるのが強みと言えるだろう。

日本での発売に期待!

日本ではライバルのルノー カングーが根強い支持を集めており、シトロエンの日本法人にはユーザーや販売店などからベルランゴ正規導入の要望が少なからず入っていたと聞く。しかも新型ベルランゴには、日本でも売れ筋の3列シート版が追加されていることから、さらにニーズが高まりそうな予感がする。

現時点ではまだ正式なアナウンスは一切ないが、これを機に国内の正規輸入を大いに期待したいところだ。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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