三菱ふそう、新型中型トラック「ファイター」をインドネシアで発表

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、インドネシアのジャカルタで開催された商用車に特化した初のモーターショー「ガイキンド・インドネシア・インターナショナル・コマーシャル・ビークル・エクスポ」において、新型中型トラック「ファイター」を発表した。

インドネシア全体のインフラ整備が進んだ結果、同市場では中型トラックに対する需要が増大している。新型ファイターの投入は、この需要増大への対応を目指すものである。

新型ファイターの主な特長

インドネシア市場向けの新型ファイターには、自動調整式エアサスペンションシートなど、最高の快適性を実現する機能が搭載されている。インテリアとエクステリアには人間工学に基づくデザインを施し、日本市場向けの最新車種と同様に、スマートな収納機能とアクセスが容易な湾曲型コックピットを採用した。

さらに、現地販売代理店のP.T. Krama Yudha Tiga Berlian Motors(KTB社)のランナーテレマティクスを標準装備し、ノートパソコンやタブレットPC、携帯電話から保有車両の管理・監視が容易に行える。同システムは、リアルタイムでの監視、メンテナンスを含む車両管理などの機能がある。MFTBCは、ノンストップなカスタマーサービスを提供するため、24時間対応コールセンターとライブチャットメッセンジャーでアフターサービスの強化を図っている。

今後3年以内に、各種ホイールベース、車両総重量(GVW)16/26トン、出力240/270馬力を組み合わせた、合計16のバリエーション(4×2、6×2、6×4)の中から車種の選択が可能になる。現在、インドネシアの現地状況にあわせ、多岐にわたる車両試験を実施している。

三菱ふそうの小型トラック「キャンター」が販売台数100万台を突破

新型ファイターは、日本のMFTBCからノックダウンキットとして出荷され、東ジャカルタ市のPT Krama Yudha Ratu Motor(KRM)工場において現地組み立てを行う。

ふそうは過去47年間にわたり、インドネシア市場のリーダーであり続けている。1970年代にインドネシアで発売されて以来、現地ではコルトディーゼルの名で知られる小型トラック キャンターが、2017年に販売累計で100万台を達成した。

なお、インドネシアにおけるふそう製品は、三菱商事との合弁事業として、現地販売代理店のKTB社を通じて販売されている。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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