横浜ゴム、トラック・バス用オールシーズンタイヤ「710R」を発売
横浜ゴムは、耐摩耗性能重視型トラック・バス用オールシーズンタイヤの新商品「710R」を2018年3月より発売する。発売サイズは全10サイズで、価格はオープンプライス。
710Rは、耐摩耗性能と耐偏摩耗性能を大幅に向上させることによって経済性を追求しつつ、多くのドライバーが不安を抱える空荷時の安全性の改善を目指し開発された。
トレッドには新開発の専用パターンを採用。ワイドトレッドデザインが耐摩耗性能を向上し、互い違いにブロックを配置した千鳥ブロックレイアウトやZ型のブロックを交差配置したセンターZブロックが偏摩耗を抑制する。また、ブロック面積の最適化により接地圧を均一化した。
さらに、ワイドセンターブロックとワイドセンターグルーブが空荷時のグリップ力と排水性の向上に貢献。
コンパウンドには耐摩耗性能に優れるポリマーとウェット性能に貢献するシリカを配合し、さらに新C’ROLL製法を採用した。
これにより従来品(ZEN 701ZE)に比べ耐摩耗性能を20%以上向上、空荷時ウェット発進スリップ性能を57%改善したほか、ウェット制動性能や雪上性能も従来品同等レベル以上を確保している。
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