ジャガーFペイスがユーロNCAP安全性評価で5つ星を獲得
ジャガーは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー 2017とワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー 2017を受賞したパフォーマンスSUV F-PACE(Fペイス)が、欧州における新車アセスメント・プログラムのユーロNCAP評価で5つ星を獲得した。
ジャガー初のパフォーマンスSUVであるFペイスは、成人乗員保護性能で93%、子ども乗員保護性能で85%、歩行者保護性能で80%という高得点を達成している。
アワード受賞の実績を持つデザイン性と革新的な技術に、5つ星の安全性評価が加わり、Fペイスは究極のファミリーカーとなった。新型コンパクト・パフォーマンスSUVのEペイスも、先日ユーロNCAPにおいて5つ星を獲得しており、現行のPACEラインアップの高い安全性を裏付けている。
Fペイスは、歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキをはじめとする高度な安全テクノロジーを標準装備しており、道路前方の車両や歩行者との衝突リスクを検知し、自動的にブレーキを作動することができる。このシステムの優れた動作により、歩行者安全テストでは最高ポイントを獲得し、都市間走行における試験全項目においても危険の回避、軽減が認められた。
ジャガー初のパフォーマンスSUV「Fペイス」
Fペイスは、ジャガー初のパフォーマンスSUVで、ジャガー史上最速ペースで販売台数を伸ばしている。2017年11月には、10万台目のFペイスがソリハル工場で製造された。
Fペイスのボディには、アルミニウムを多く採用しており、6個のエアバッグによって、非常に安全性の高い乗員空間を確保したほか、以下のような様々な先進ドライバー支援システムを搭載している。アクティブセーフティーとパッシブセーフティーとを組み合わせることで、ユーロNCAPでは85%の総合評価を獲得している。
◇歩行者検知機能付き自動緊急ブレーキ(AEB):前方ステレオカメラを利用して前方の車両や歩行者との衝突リスクを検知し、自動的にブレーキを作動させ、事故の回避、もしくは万一事故にあってしまった場合でもその影響を軽減
◇フォワード・トラフィック・ディテクション:視界が遮られる場所などで前方に進む際、車両の進行方向を横切る物体を検知した場合は、タッチスクリーン上でドライバーに注意喚起し、衝突の回避をサポート
◇キューアシスト付きアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC):前の車両と車間距離を維持しながらの走行をサポート
◇レーン・キープ・アシスト(LKA):ドライバーが意図せず車線から逸脱した場合、本来の車線内に戻すために自動的にステアリングを制御
◇リバース・トラフィック・ディテクション:駐車スペースからバックで出庫する際に、レーダーを使って左右両側から接近してくる車両や歩行者をモニターし、ドアミラーにオレンジの警告灯を点滅させてドライバーに注意喚起
◇ドライバー・コンディション・モニター:ステアリングの操作状況、ブレーキ、アクセルの踏み込みをモニターしてドライバーの疲れの兆候を検知し、休憩を促すよう警告
◇ブラインド・スポット・アシスト:ドライバーが確認しづらい死角にいる車や急速に接近してくる車を検知すると、対応する側のドアミラーに警告ライトを表示してドライバーに注意喚起
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