ボルボ、プレミアムミッドサイズSUVの新型XC60を発売

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ボルボ・カー・ジャパンは、2代目となるプレミアムミッドサイズSUV、新型XC60を10月16日より発売する。

パワートレインは、2リッター直噴ターボ(スーパーチャージャー)エンジンを、ディーゼル/ガソリン/プラグインハイブリッドの3種で設定。

価格(消費税込)は、ディーゼルが599万円から679万円、ガソリンが599万円から724万円、プラグインハイブリッドが、884万円となる。

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新型XC60は、最新の安全技術であるステアリングサポート機能により、事故回避を目的としたステアリングサポート(衝突回避支援機能)/オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)/ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能)の3つの最新の安全機能を標準装備し、ボルボならではの安全性の向上を実現している。また、運転支援システム「パイロットアシスト」は、自動運転レベル2に相当する。

エクステリアは、ボンネットのシャープな稜線と曲線で立体的な造形と、ボディサイドパネルの曲線に深い彫りを組み合わせた造形が機能的かつ美しいデザインを表現する。力強い縦長のリアライトはシグネチャーデザインとしてショルダー部を強調し、ボルボのアイデンティティを継承する。

インテリアには、コントラストステッチを施したテイラードダッシュボード(オプション設定)、スウェーデンの高級ガラスメーカーOrrefors社製のクリスタルを使用したシフトノブ(T8 Twin Engine AWD Inscription)、水や天候の影響によって自然に作りあげられた木目が美しい流木からデザインコンセプトを取り入れたドリフトウッドや、質感の高いメタルを用いたデコレーションパネルなど洗練されたマテリアルを取り入れ、スカンジナビアンデザインを表現している。

キャビンに存在するすべてのものが、クラフトマンシップを尽くして精緻に仕上げられている。

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新たに3つの最新安全機能を標準装備

新型XC60では、最新のテクノロジーを活用して乗員のみならず車外の人をも守る、16種類以上の先進安全・運転支援機能インテリセーフを標準装備しており、3つのステアリングサポート機能が新たに標準搭載された。

衝突回避・軽減フルオートブレーキシステムは、車両に対して、時速60キロまで回避可能となる。これは、従来のシティ・セーフティの進化版であり、ブレーキ介入のみでは衝突を避けられない状況で車両、自転車、歩行者、大型動物を検知しそれらへの衝突に対してドライバーが回避行動を取った時点で、ステアリング操作をサポートするため操舵力を補い場合によっては内輪にブレーキをかけ衝突回避を支援するシステムである。時速50キロから100キロで作動する。

オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)は、対向車が接近している際に自車の走行車線から対向車線へ意図しないはみ出しを検知すると、ステアリングを自動で操作し正面衝突を回避するため自車を走行車線に戻すよう支援するシステムである。時速60から140キロで作動する。

ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付BLIS)は、BLIS(ブラインドスポットインフォメーションシステム)の進化版で、他の車両が死角、または隣の車線後方から自車に急接近している場合に、自車が車線から逸脱もしくは方向指示器を使用し車線変更を行い、衝突の危険性が高まった場合に、ステアリングを自動で操作し車両を車線内に戻す支援するシステムである。時速60キロから140キロで作動する。

3つのパワートレインを設定

新型XC60には、燃費効率とパフォーマンスを両立するボルボの新世代パワートレイン(ドライブ-E)として3種類のパワートレインを設定し、全てのパワートレインは、高効率の8速ATと電子制御AWDを組み合わされる。4輪電子制御エアサスぺンション(T8に標準装備、他モデルはオプション)は、快適性と卓越した走行性能を両立している。

ガソリンエンジン

2.0リッター4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジン「T6」は、最高出力235kW(320馬力)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生させる。

2.0リッター4気筒直噴ターボ「T5」エンジンは、最高出力187kW(254馬力)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発揮し、JC08モードで12.6キロ/リッターの低燃費を実現している。

「XC60 T5 AWD Momentum」の燃料消費率はJC08 モードで12.6キロ/リッター、エコカー減税対象車として、「平成17年排出ガス基準75%低減レべル」および「平成27年度燃費基準+10%(エアサスとパノラマサンルーフの両方を装備する場合は+20%)」を達成し、自動車取得税20%軽減、重量税25%軽減となる。

クリーンディーゼル

2.0リッター4気筒ターボディーゼル「D4」エンジンは、最高2500気圧での燃料噴射を実現する「i-ART」コモンレール・ダイレクトインジェクションシステムや、2ステージターボチャージャーの採用等により、クラストップレベルの燃費と出力特性を実現している。最高出力は4気筒ディーゼルとしては最高レベルの140kW(190馬力)、最大トルクは4リッターガソリンエンジンにも匹敵する400Nm(40.8kgm)を発揮する。

プラグインハイブリッド

ドライブ-E 2.0リッター4気筒スーパーチャージャー直噴ターボエンジンと電気モーターを組み合わせたユニットを搭載。システムトータルで318馬力+87馬力(233kW+65kW)の大出力とJC08モードで15.7キロ/リッターの燃費性能を実現するプラグインハイブリットモデルで、電気モーターのみで45.4キロのゼロエミッション走行が可能。ハイブリッドモードをはじめ電動モーターだけで駆動するピュアモード、2つのパワーソースを最大限に活用するパワーモードなどが選択可能となる。

XC60 T8ツインエンジンAWDインスクリプションの燃料消費率はJC08モードで15.7キロ/リッター、エコカー減税対象車として、「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」を達成、およびプラグインハイブリッド自動車であることから自動車取得税、重量税が免税、自動車税が75%軽減となる。

直感的な操作が可能なインフォテイメントシステム「SENSUS(センサス)」

新型XC60はドライバーが直感的に操作できる独自のインフォテイメントシステム「SENSUS(センサス)」を搭載している。インパネ中央に配置された9インチのセンターディスプレイは、赤外線方式タッチスクリーンを採用し、手袋をしていても操作が可能。

また、ドライバーが走行中に必要な情報は、新たに設定された12.3インチドライバーディスプレイ(メーターパネル)と、ヘッドアップ・ディスプレイにも表示される。

さらに、音声認識機能により視線の移動をすることなく、ナビゲーションの目的地の設定やエアコンの温度調整、メディアの操作などの幅広い操作を音声で行うことができる。センサスはアップル社のカープレイとグーグル社のアンドロイド オートに対応している。

さらに、スウェーデン発の音楽配信アプリである「Spotify」をはじめとする数多くの車載アプリを搭載している。

世界トップクラス「Bowers&Wilkins」のオーディオシステムを採用

新型XC60にはBowers&Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオシステムをオプションで採用している。総出力1100Wのデジタルアンプにリアホイールアーチに配されたサブウーファーを含む15個のスピーカーを搭載し、車内のどの座席でも極上のサウンドを体感できる。

サウンド設定はスウェーデンのイェーテボリコンサートホールのベストシートの音響を再現したコンサートホールモードをはじめ、ステージモード、スタジオモードの3つのモードから選択が可能である。

自動運転「レベル2」相当となる、アシスト機能を追加

全車速追従機能付ACCを設定した時速140キロ未満の速度域において、運転支援機能パイロットアシストを作動させると、わずかなステアリング操作で車線の中央を保持できるよう支援する。

この機能は渋滞中でも車線を維持するようにステアリング操作をアシストし、先行車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減させてドライバーの負担を軽減させる。単独走行中でも作動させることが可能である。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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