アウディ、SQ5をフルモデルチェンジ…ターボチャージャー搭載でよりパワフルに
アウディ ジャパンは、プレミアムミッドサイズSUVのQ5と同時に、そのトップスポーツバージョンであるSQ5をフルモデルチェンジし、10月2日より販売を開始する。価格(消費税込)は、887万円。
新型SQ5は、3.0 TFSIエンジンを搭載したQ5シリーズのトップモデルで、高い運動性能だけでなく、内外装にも特別な意匠を凝らしたプレミアムSUV。初代モデルは2013年に日本で発売され、そのプレミアムなデザインと高性能な走りで、以来Q5の販売の20%以上を占める人気車種となった。
今回のフルモデルチェンジで、新しいモジュラーテクニカルプラットフォームであるMLB evoを採用することで、オールラウンドな資質がさらに磨かれた。
新型Q5同様、ボディサイズは従来型に対して若干拡大したが、車両重量は70kg軽くなっている(日本仕様での比較)。
新設計された3.0 TFSIエンジンは、過給システムを従来の機械式スーパーチャージャーに換えてツインスクロールタイプのターボチャージャーを採用し、260kW(354PS)の最大出力、500Nmの最大トルクを発生すると同時に、レスポンスも向上。0~100km/hを5.4秒で加速する俊足の持ち主でありながら、アウディ独自の画期的燃焼方式であるBサイクルを採用することで、燃費効率も10%改善した。
エンジンパワーは、8速ティプトロニックを介してquattroフルタイム4WDシステムに伝えられる。quattroドライブは、セルフロッキング センターディファレンシャルタイプで、一般的な運転状況においては、エンジンパワーを後輪に60%、前輪に40%に配分。標準設定のダンピングコントロール機能付きスポーツサスペンションと合わせて、よりスポーティーなハンドリング性能を堪能することができる。
また、オプションで、走行速度や切り角に応じてレシオを可変制御するダイナミックステアリングも選択可能だ。
エクステリアでは、専用のシングルフレームグリル、大胆なデザインのバンパー、20インチ5ツインスポークのアルミホイールなどが、スポーティーさを強調している。
インテリアでは、ステアリングホイールやシートに施された対照色の飾りステッチや、カーボン仕上げのデコラティブパネルなどにより、ダイナミックな雰囲気を演出している。
新型Q5シリーズのトップレンジとして装備は充実しており、通常のQ5でオプションの扱いになっているアウディサイドアシストやアウディプレセンスリヤ(クロストラフィックアシストとエグジットワーニングを含む)といったシステムも標準装備されています。ヘッドライトはマトリクスLEDヘッドライトを標準装備し、フロント/リアともにLEDのダイナミックターンインジケーターを装着。また、フルデジタルメーターパネルのアウディバーチャルコクピットもオプション設定される。
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