トヨタ、法人向けテレマティクスサービス「G-BOOK BIZ」を開発
トヨタ自動車とトヨタメディアサービスは、カーリースを利用する法人のお客様に向けた運行管理業務を支援するテレマティクスサービスとして、「G-BOOK BIZ(ジーブック ビズ)」を開発し、3月30日より全国のトヨタレンタリース店を通じてサービスの提供を開始する。
G-BOOK BIZは、専用の車載機で収集した車両の走行情報や位置情報を、テレマティクスサービス「G-BOOK」のセンターに送信し、センターから専用のWEBサイトを通じてお客様に提供するサービス。
走行距離・走行時間・駐車位置などの情報が、運転履歴として自動で登録されるようになっており、運行管理業務の精度向上と大幅な工数削減が期待できる。
この基本機能に加えて、アイドリング状態で一定時間停止していた回数や運行時の最高速度、シートベルトの非装着、長時間の連続運転などの履歴を記録した運転診断レポートを作成することができ、ドライバーへのエコ運転や安全運転の効果的な指導を可能にした。
さらにG-BOOK BIZの特徴として、ドライバーが極端にスピードを上げたり減速させたりすると、車載機本体から警告音を発して注意を促す機能を備えており、また、万一の車両盗難時の位置追跡・警備員派遣サービスも用意した。
これらにより、リース車を使用する際のコンプライアンスリスクの回避、ならびにエコ運転啓発による燃費の向上、環境負荷の低減が期待できる。
また、G-BOOK BIZは、カーナビゲーションシステムが不要で、一方、情報を集約するデータセンターやネットワークは、既存のG-BOOKセンターと共用することで、充実したサービスの提供を求めやすい価格で実現している。
トヨタおよびトヨタレンタリース店は、お客様の経営に役立つよう、今後「トヨタレンタリース運転カイゼンサポート」として様々な提案活動を行い、G-BOOK BIZの導入だけでなく、導入以降の成果に至るまで継続的に支援するコンサルティングサービスを実践していくとしている。
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