富士重工業、環境マネジメントシステムの統合認証を取得

乗用完成車メーカーとして初の取得

富士重工業は、全事業所*1および関連会社2社*2を対象として、ISO14001*3に基づく環境マネジメントシステムの統合を行い、ISO第三者審査登録機関であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社(TÜV Rheinland Japan Ltd.)による審査を受け2月19日に認証を取得した。

富士重工業は、環境活動をCSR(企業の社会的責任)の重要項目として位置付け、2004年度までに全事業所でISO14001認証を取得し、その後も認証を継続するなど、積極的に環境保全活動を推進してき。今回、これまで個別に環境マネジメントシステムを導入していた富士重工業の各事業所と、関連会社2社の当該システムを統合し、総従業員数12,549名(2009年11月末日現在)のグループとして統合認証を取得することで、環境保全活動への取り組みをさらに進めました。

今回の統合により当該システムの運用を通じた、環境リスク情報の一元管理や企業単位での環境法制対応が可能となり、グループ全体の管理レベル向上を目指している。また活動推進のための事務局工数などの低減を通じ、費用対効果の向上をはかえう。

認証授与に際しISO第三者審査登録機関から、「関連会社を含めた全事業所で、環境保全活動がCSRの重要事項として設定され、統合された環境マネジメントシステムを、継続的かつ効果的に運用している」と高い評価を受けた。

富士重工業は今後、統合認証をさらに発展させ、2006年度に策定した「第4次(2007~2011年)環境ボランタリープラン」の達成を通じて、商品開発から生産、物流、販売、自動車リサイクルに至る事業活動のあらゆる段階での環境保全活動をグループ全体で進めていく。

*1 全事業所 : 本社、群馬製作所、東京事業所(スバル自動車部門)、宇都宮製作所、半田工場、半田西工場(航空宇宙カンパニー、エコテクノロジーカンパニー)、埼玉製作所(産業機器カンパニー)

*2 関連会社2 社: 関係会社2社:輸送機工業株式会社、株式会社エフ・エー・エス

*3 ISO14001 : 国際標準化機構が1996 年に制定した環境マネジメントシステムに関する国際規格。環境に配慮し環境への負荷を継続的に低減するシステムを構築した組織に与えられる。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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