GMとスパイカー・カーズ、サーブの買収取引を完了
GMおよびスパイカー・カーズは、スパイカーによるサーブ・オートモービルの買収取引が完結したことを発表した。
今後、サーブとスパイカーはスパイカー傘下で事業を運営し、スパイカーがサーブ事業の責任を負う。以前発表されていたサーブの段階的閉鎖は中止された。
経営企画・提携担当のGM副社長ジョン・スミスは、「この素晴らしい結果は、何ヶ月ものハードワークと厳しい交渉によってもたらされた賜物である。すべて、唯一無二のブランドに存続可能な将来を確保するためだけにやってきたことであり、今回のポジティブな結果を我々は嬉しく思っている。今日という日は、サーブの従業員、ディーラー、サプライヤー、そして世界中の何百万というサーブの顧客やファンにとって素晴らしい日となった」と述べている。
GMヨーロッパのニック・ライリー社長は、「過去1年間の交渉期間を通して、GMは、サーブのための解決策を見出すべく、政府や投資家を含む多くの関係者の方々と協力してやってきた。サーブに存続可能な将来をもたらし、スウェーデンや他の地域の雇用を守ることになった今回の前向きな結果を非常に嬉しく思う」と述べている。
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