ボルボ、新型S60をジュネーブモーターショーで公開

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ボルボ 新型S60が3月2日、ジュネーブモーターショーで世界に公開される。

新型S60は、スポーティでダイナミックなクーペスタイルのデザイン、優れたドライビング性能と先進技術が特徴。

ボルボ・カーズの社長兼CEOのスティーブン・オデルは、

「新型S60は、そのスポーティなデザインによって視覚的にも魅力的なドライビング特性を約束し、かつ実際のドライビング性能も、ドライバーの期待に背かないことを保証します。これまでのボルボ車のいずれよりも優れたドライビング性能と、このクルマの先進技術が優秀で安全なドライバーを生み出します。」と語っている。

流麗なクーペスタイル

新型S60のエクステリアは、スポーティでダイナミック、かつスカンジナビアン・デザインを具現化したモデル。

新型S60のCピラーはテールランプに向かって肉感的な線を描き、スリムなクーペ風のルーフラインは、低いボディの両サイドのショルダーにかけて新しい輪郭線とともに、フロントのヘッドランプからリアのテールランプまで優しく、かつ力強いダブルウェーブを作り出している。

ダブルウェーブの中央部のくぼみによって視覚的に車高が低いように見えることで、姿勢が美しくなり、ボディのなめらかさと車高の低さが強調されている。

ボンネットの造形とわずかにオーバーハングしたフロントとリアもまた、スポーツカーの印象を強める。

先進のスタビリティコントロール

新型S60で採用された新しいダイナミックシャシーは電子システムにより、ドライブ時のスポーティさを際だたせる。

先進のスタビリティコントロールは、横方向の力が発生するダイナミックドライビングで大きな長所となり、素早いハンドル操作と回避行動をもたらす。

インテリアの高級感

新型S60のインテリアはドライバー指向のディテールという点での贅沢さと、5シーターモデルとして同乗者全員に快適なスペースを提供。外側のリアシートは中央席の両脇を支えるような形状で、リアシートの膝のスペースも先代のS60に比べ30mm大きくなっている。リアシートは40:60で分割され、トランクの開口部は先代S60に比べ107mmワイドになっている。

パワフルなT6モデル

新型S60にはディーゼルとガソリンの両エンジンタイプを用意し、経済的な115馬力の DRIVeバージョンからハイパフォーマンスな304馬力ターボチャージャー・バージョンまでの広いエンジンラインナップを取り揃えている。

T6ガソリンエンジンは総排気量3.0リッターで、最高出力304馬力、最大トルク440Nm以上、6.5秒の0-100km/h加速性能、最大速度250km/hを発生。燃料消費を約10%減らすことに成功し、燃費は10.2l/100kmとなっている(欧州複合モード燃費、予備試験数値)。

エンジンパワーはボルボの第2世代6速自動ギアトロニック・トランスミッションによって車輪に伝えられる。

新ダイレクトインジェクション 2リッターエンジン

新型4気筒2.0 GTDi(ガソリン・ターボチャージ・ダイレクト・インジェクション)エンジンは総排気量2リッターで余裕の203馬力、回転数1,750rpm以上で最大トルクは300Nm。0-100km/h加速性能はマニュアル・トランスミッションで7.7秒、パワーシフト・トランスミッションで8.2秒。最高速度はマニュアルで235 km/h、パワーシフトで230 km/h。

ボルボS60 2.0Tの燃費はマニュアルで100km当たり、7.9リッター。(欧州複合モード燃費、予備試験数値)。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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