ポルシェ、ドバイ24時間レースで3連勝を飾る
ポルシェ AGのワークスドライバー、パトリック・ピレ(フランス)とポルシェ ジュニアチームのマルコ・ホルツァー(ドイツ)がライモン・ナラ(フランス)とともに911 GT3RSRで参戦したドバイ24時間耐久レースにて大差で優勝を飾った。
ポルシェは、このガルフ エリアで開催される耐久レースで3連勝を記録した。
昨年、カレラカップドイツで3度ポディウムにあがった21歳のホルツァーは
「初めての24時間レースで優勝できて本当に幸せです。フィニッシュラインを通過したときの気分はなんともいえません。ピットウォールでスタッフが祝福してくれているのもはっきり見えました。」
とコメントした。
フランスのIMSAパフォーマンスMatmutチームの911 GT3 RSRは、大きなトラブルに見舞われることなく5.39キロのオートドローム サーキットを608周した。2009年にアメリカン・ル・マン・シリーズ、ル・マン・シリーズでタイトルを獲得し、もっとも成功したGTマシンは、ポールポジションからスタートし、レースの大半でそのポジションを守り続けた。
唯一の危ない場面は、スタートから1時間後、パトリック・ピレが明らかにペースの劣る他車を抜く際に接触し、リアアクスルにダメージを負ってしまったのだ。ポルシェのワークスドライバーは「アクシデントの瞬間、タイヤのダメージを心配しましたが、無事にレースを続けることができました」と振り返った。
マルコ・ホルツァーはリチャード・ウエストブルーク(イギリス)とのコンビで参戦したゾルデルでの昨シーズンのFIA GT選手権最終戦に引き続き、2010年の開幕戦を勝利で飾った。
IMSAパフォーマンスMatmutチームで初のレースを終えたポルシェ ジュニアチームのホルツァーは
「この調子でシーズンは続いていくと思います。チームの皆が僕を歓迎し、サポートしてくれたことに感謝します」
と述べた。 優勝した911 GT3RSRに加え、7台の911 GT3カップがトップ10でフィニッシュし、ポルシェは今シーズン最初の耐久レースでライバルたちに圧倒的な強さを見せつけた。
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