ポルシェカップ2009、ディルク・ヴェルナーが最優秀プライベートレーシングドライバーに
ポルシェAGが主催する「ポルシェカップ2009」で、ディルク・ヴェルナーが最優秀プライベートドライバーに輝き、ポルシェミュージアムで行われたモータースポーツシーズンを締め括るパーティー「ナイト オブ チャンピオン」にて、タイトルが授与された。
ドイツ人ドライバーであるヴェルナーには、ポルシェAGの監査役会会長であるDr.ヴォルフガング・ポルシェによりチャレンジカップが送られたほか、ポルシェ911 GT3が贈られた。
今シーズン、ディルク・ヴェルナーはリー・キーンとペアを組み、ファルンバッハロールレーシング911 GT3カップでグランダムシリーズのドライバーズタイトルを獲得している。
彼らの4勝により、ポルシェがマニュファクチュアラーズタイトルを、ファルンバッハロールレーシングがチームタイトルをそれぞれ獲得している。ディルク・ヴェルナーは2006年のカレラカップの勝者で、2007年、ヨーロッパ人としては初めてグランダムシリーズで2勝を挙げたドライバーとなっている。
2009年のポルシェ カップの賞金総額は253,000ユーロで、賞金は2位から10位までに段階的に配分され授与される。ポルシェカップでは、プロトタイプとGTレースシリーズ、および耐久レースに独自のシステムでポイントを与え、そのシーズンの最優秀プライベートレースドライバーが決定される。
日本からは、カレラカップ ジャパン2009のクラスAチャンピオンである清水康弘をはじめ、同クラス2位の中村嘉弘、3位の塙翔の3名が「ナイト オブ チャンピオン」に招待され、他国のドライバーとともに2009年シーズンの健闘を称えあった。
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