VWとスズキ、資本提携を発表

スズキ株式会社とフォルクスワーゲンAGは本日、包括的な提携関係を構築することで合意し、両社代表が基本契約書に署名した。

大きな変革が求められる世界の自動車産業において、スズキとVWは今回の提携により将来に向け重要な一歩を踏み出す。両社は、商品ラインアップおよび生産・販売地域において相互に補完しあい、更に世界的にニーズが高まる環境技術へ共同で対応することにより、それぞれの特長を生かすことができる最適のパートナーであるという考えが一致し、このたび包括的提携の合意に至ったものである。

グローバル化と多様化が同時並行で進む世界の自動車市場において、両社はお互いの経営の自主性を尊重しながら協力関係を構築し、更なる成長が見込まれるエマージングマーケットへの対応や、環境性能に優れた小型車の開発・供給などを中心に、提携の相乗効果を目指す。

両社の協力関係を円滑に発展させるため、VWはスズキ株式の発行総数の19.9%を取得する。株式取得は、関係官庁より認可を得たのち、2010年1月に行われる。スズキは、VWがスズキ株式の取得に投じた金額の2分の1を限度としてVW株式を取得する予定である。

「世界の大手自動車メーカー2社が力をあわせ、困難に立ち向かっていくことになりました。今後の発展のために協力いたします。尊敬され、評価されているメーカーと協力できることは大変な誇りであります」

と、VWのDr.マルティンヴィンターコルン会長は述べた。

「優れたクルマづくりに対するフォルクスワーゲンの情熱に感銘を受けています。両社はお互いの強みを活かして協力し、環境に最大限の配慮をしつつ、ひとりでも多くのお客様からご支持をいただけますよう、全力を尽くしてまいります」

と、スズキの鈴木修会長は述べた。

全世界的な傾向として、コンパクトかつ低燃費・低CO2車の需要が増大してきている中、スズキとVWはエマージング・マーケットから成熟したマーケットまで、初めてクルマを購入されるユーザーから先進的なクルマを要望されるユーザーまで、幅広く商品を提供していく。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スズキの最新自動車ニュース/記事

スズキのカタログ情報 スズキの中古車検索 スズキの記事一覧 スズキのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる