BMWグループ、ベルリンでサステイナビリティ・サミットを開催
BMWグループは、12月2日、ベルリンにて「サステイナビリティ・サミット」を開催した。
開催されたプログラムでは、サステイナビリティとモビリティに関する基調討議が行われた。議題は「これは始まりでしかない。自動車業界の新たなサステイナブル(持続可能)な挑戦。」であった。
パネリストは、ノーベル賞受賞者であり国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の議長であるDr. ラジェンドラ・パチャウリ氏をはじめ、著名人にて構成された。
BMWグループは、このサミットに、政府、科学、企業、報道分野の約200人を招待した。ヴァッテンファル社の電源供給による「MINI E Berlinプロジェクト」による、電気自動車MINI Eがテスト走行用に用意され、電動の移動手段(モビリティ)により、ゼロエミッションと駆けぬける歓びがどのように共存しているか、招待客は実際に確かめることが出来た。
BMWグループは、1995年から2008年までの間に、EUで販売する全車両平均CO2排出量を25%以上削減した。そして2020年までに、さらに最低25%削減するという目標を設定した。
また、生産工程段階からの排出についても、エネルギーや水の消費量、溶剤や二酸化炭素、廃棄物や工程廃水の排出量を削減するため、それぞれのケースで生産車両1台当たり、2006年から2012年末までに30%まで削減するという目標を掲げた。
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