メルセデス・ベンツ 新型Eクラスの一部が輸入車初のエコカー減税対象車に
E250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルドがエコカー減税対象車の認定を取得
メルセデス・ベンツは、10月6日に発表した新型Eクラス「E250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド」で、通常のガソリンエンジンを搭載した輸入車としては初めて「エコカー減税対象車」となる国土交通省の型式認定を取得した。
「E250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド」に搭載される1.8リッターガソリン直噴ターボエンジンは、燃費向上・CO2排出量削減に向けたメルセデスの最新環境対応コンセプト「ブルーエフィシェンシー」に基づき開発されている。先代モデルのE250に搭載されていた2.5リッターV型6気筒エンジンに比べ、大幅に小型軽量化を図り、小排気量ながらも先代モデルと同等の出力と、最大トルク26%の増加を実現するとともに、燃費は最大約27%の大幅な低減を実現している。
この結果、E250 CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルドは、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」および「平成22年燃費基準+20%」の両方を達成し、「環境対応車普及促進対策補助金(10万円、車齢13年超の経年車廃車をともなう場合は25万円)」の優遇とともに、通常のガソリンエンジンを搭載した輸入車として初めて「エコカー減税(重量税、取得税各50%の減税)」と「自動車グリーン税制(翌年度の自動車税約25%減税)」の優遇を受けることができる。
これにより、MBJが取り扱うメルセデス・ベンツ乗用車のうち、新車購入補助制度の対象車は19モデルとなった。
MBJはクリーンディーゼル車やハイブリッド車などの環境対応車を日本市場にいち早く導入するなど、環境への取り組みを積極的に進めている。また、メルセデス・ベンツ乗用車74モデルのうち、36モデルで「平成17年排出ガス基準75%低減レベルを、また23モデルで「同50%低減レベル」を達成し、輸入車ブランドとしては最も多くのモデルが低排出ガス車認定を受けている。
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