スバル、第41回東京モーターショー2009出展概要
スバルは、第41回東京モーターショー2009において「人に、心解き放つ瞬間を。」をテーマに、「快適・信頼の新しい走りと地球環境の融合」の実現を目指すスバルの取り組みを紹介する。
コンセプトカーとして、「環境性能」と「走行性能」、そして「安全性能」を高次元で融合させた、将来のグランドツーリングカーを提案する「SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT(スバル ハイブリッドツアラー コンセプト)」を出品。また、この夏より日本で販売を開始した電気自動車プラグイン ステラに、セレクトショップ“ビームス”による外装デザインを施した「Plug-in STELLA feat.BEAMS(プラグイン ステラ フィーチャリング ビームス)」や、市販車をベースに専用のチューニングを施し、走りへの期待を高めたインプレッサ WRX STIの特別モデル、新型レガシィをはじめとした市販モデルなどを展示。加えて、ステレオカメラのみでプリクラッシュ制御などを実現する先進運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」等、スバル独自の技術も紹介する。
主な出展内容
【参考出品モデル】
■SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT(ワールドプレミアム)
彫刻的なエアロフォルムの中に、豊かで上質な室内空間と、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを核に長年培ってきたスバル独創の確かな走りのDNAを凝縮。世界中で評価の高い操縦安定性、快適な乗り心地、そして優れた安全性能を進化させるとともに、独自のハイブリッドシステムを組み合わせ、環境性能をさらに高めた将来のグランドツーリングカーを提案する。
■Plug-in STELLA feat.BEAMS
この夏より日本で販売を開始したプラグイン ステラをベースに、有名セレクトショップ“ビームス”の遊び心溢れるデザインにより、電気自動車を使うことの楽しさを表現。プラグイン ステラは、小型軽量なボディに電動パワーユニットを収め、ビジネスや日常での利便性を追求し、シティコミューターとして高いエネルギー効率を追求した電気自動車である。
■IMPREZA WRX STI CARBON(インプレッサWRX STI カーボン)
走りの愉しさを幅広いユーザーに提案しているインプレッサ WRX STI A-Lineをベースに、ルーフにカーボン素材を採用して大幅な軽量化や低重心化を実現するとともに、内装にはスエード調の素材を随所に施し、大人のプレステージスポーツを提案する。
【市販予定モデル】
■EXIGA 2.0GT tuned by STI
スバルの多人数乗り車エクシーガ 2.0GTをベースに、スバルのモータースポーツ活動を統括しているスバルテクニカインターナショナル(STI)が、「7シーター・スポーツ」をコンセプトに新しいスポーツ多人数乗り車を提案。ボディ、足回りを中心としたSTIチューニングにより、誰にでも愉しめる「スポーティで気持ちのいいハンドリング」を実現した。また、内装も黒基調の引き締まった質感の高い専用インテリアを採用。STIの提案する「強靭でしなやかな走り」と「ツーリング7シーター」の融合である。ミニバン市場に新しい価値を提案する。
【技術展示】
■リニアトロニック(CVT):カットモデル
リニアトロニックは、新型レガシィより採用を始めたスバルの新世代トランスミッション。このトランスミッションは量産AWD車用として世界初のチェーン式縦置きCVTであり、チェーン式の利点である伝達効率の高さ、広いレシオカバレージによるゆとりの加速とすばやい変速、優れた巡航燃費を実現している。
■EyeSight:EXIGA 2.0GT EyeSight
あらゆる環境下で安全を最優先することを目指したスバルの先進運転支援技術。ステレオカメラと3D画像処理エンジンを用いることによって、歩行者/自転車をも対象とした、優れたプリクラッシュセーフティを実現する運転支援システムである。ステレオカメラのみでの「プリクラッシュブレーキ」「AT 誤発進抑制制御」などの予防安全機能や、「全車速追従機能付クルーズコントロール」による運転負荷軽減機能を備える。
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