ポルシェ 911スポーツ クラシック、フランクフルトモーターショーワールドプレミア
ポルシェは、限定モデル「911スポーツ クラシック」の受注を9月30日より、全国のポルシェ正規販売店にて開始する。日本国内での販売は12台限定となる。
ポルシェは、911のDNAに磨きをかけ911ファンに捧げるスタイリッシュでエレガントな限定モデル、「911スポーツ クラシック」を生み出した。この比類ないモデルを造ることで、ポルシェはわずかな台数のみを少量生産するという伝統に立ち戻るとしている。
911スポーツ クラシックは2009年のフランクフルトモーターショーで発表され、世界限定250台のみ限定生産される。この特別な911は、約3年間のプロジェクトの結果、真のファンにも納得していただけるよう、並々ならぬ愛着をディテールに込めながらポルシェ エクスクルーシブによって開発された。ポルシェ エクスクルーシブは、ポルシェのプロダクションモデルが誇る極めて高い水準をも上回る、ポルシェ車の究極のカスタマイズバージョンを手がけるスペシャリストが集う部門である。
この特別な「911スポーツ クラシック」の特徴は、新開発のダブルバブル ルーフを見ただけで感じ取ることができる。この限定モデルは、後輪駆動のカレラSをベースにしているが、リアはフェンダーが44mmワイドになるとともに、トレッドもワイド化されている。さらに独特のリップスポイラーを備えた迫力あるスポーツデザインのフロントエンドと、伝説の1973年型カレラRS2.7のダックテールを彷彿とさせる固定式リアスポイラーを備えることで、その外観は唯一無二となっている。 搭載されるダイレクト・フューエル・インジェクション(DFI)採用の3.8リッターエンジンは、6枚の負圧制御式スイッチングフラップを備えた新開発のレゾナンスインテークマニホールドを採用し、最高出力は通常の911カレラSと比較して23PS大きい408PSを発生し、いっそう卓越したパフォーマンスを発揮する。
911スポーツ クラシックは、6速マニュアルトランスミッションのみの設定となる。この限定モデルには、そのスポーティな性格にふさわしいポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)をはじめ、車高が20mm低く設定されるPASMスポーツシャシー、リミテッド・スリップ・リアディファレンシャル、オーダーメイドによって各スポークの両サイドをブラックペイントした19インチ ターボホイールなど、この限定モデルのキャラクターに完璧にマッチした装備が採用されている。
911スポーツクラシックはインテリアも非常に特別で極めて洗練されたものとなっており、ポルシェ エクスクルーシブの能力の高さを雄弁に物語るとともに、ポルシェでもこれまでに使用したことのない新しい素材が用いられている。そのひとつの例が、帯状のスムースレザーと編み糸で作られた、ウーブン レザーである。これはライトグレーのパイピングとともに新開発のアダプティブスポーツシートのシートセンターに採用されているほか、ドアパネルにも使用されている。
さまざまなインサートや追加コンポーネントを含むダッシュボードは、エスプレッソ カラーによるナチュラルレザー仕上げとなっており、専用のボディカラーであるスポーツクラシックグレーと明確なコントラストを形作っている。
この特別限定モデルの導入にあわせ、フランクフルトモーターショーではポルシェ デザイン・ドライバーズセレクションによる一連の特別な新製品も発表される。「911スポーツ クラシック」のカラーコンセプトを踏まえた、限定のアルミフレームのトロリーケース、ポロシャツ、キャップ、カスタマイズされたストラップなどが用意される。
■ポルシェ911 スポーツ クラシック 車両本体価格(税込)
¥27,400,000
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